大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 現代史とはどのような学問だろうか?それは古代史や近世史とはどこが違うのだろうか?また、それはいつから始まるのだろうか?こうした問いを糸口に、具体的にはアメリカ合衆国史を題材として、現在の私たちと過去の人々の営みをつなぐ現代史の研究手法を学ぶ。まず、今日のアメリカを考える際に特に重要な問題は何かを討論し、そこで浮かび上がった諸問題を過去に遡って調べていく。その際、先人たちはその問題をどう考えてきたか(先行研究)を整理し、また主要な史料(第一次文献)を実際に読んでみる。そうすることで、独自の主張を説得的に作り上げていくのが目標である。 【学術分野】 歴史学 【授業形態】ディシプリン型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 現代史とは何か?―アメリカの今を歴史的に初年次ゼミナール文科 31625 火 4 授業の目標・概要 【共通目標】 成績評価方法 授業のキーワード 現代史、アメリカ史、戦争、ジェンダー 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31626 火 4 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 近代ヨーロッパ絵画を開催中の展覧会「西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで」(国立西洋美術館、3月11日-6月8日)で実見し、それらの作品について学術的に考察することをとおして、美術史研究の一端を体験します。 この科目の目的はもとより研究活動の基礎を学ぶことにありますが、同時に西洋美術の一般的な見方も身につけましょう。絵画や彫刻をひと目見て涙を流すような「センス」がなくても、作品の美しさを「理解」し、感銘を受けることは可能です。そうしたスタンスは、日本美術や東洋美術を鑑賞する際だけでなく、現代のポップカルチャーを眺める際にも新たな視点をもたらすはずです。 【学術分野】 歴史学 【授業形態】 ディシプリン型 フィールド型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 成績評価方法 授業のキーワード 西洋、歴史、近代、美術、絵画、彫刻 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 考える― 涙は流せなくても――西洋美術の見方 中野 耕太郎 豊田 唯 歴史学 スペイン語
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