2025Sシラバス
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大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 印象派の絵画を通じて、人文学の基本技能である、作品分析の習得を目指す。大学以降は、現象について知ることだけではなく、それについて検討・吟味し、自らの解釈を打ち立ててゆくことが重要になる。分析とは、対象を詳細に観察し、その意味を理解しようとする営みであり、その際、要となるものである。本講義では、絵画作品、とりわけ日本で親しまれている印象派の作品を例に、こうした態度を涵養することを目指す。一見、言語化の難しい芸術を「分析」により明晰に把握する能力は、絵画にとどまらず、多様な文化現象を読み解くための力となるはずである。作品分析の演習を通して、人文知を自ら体験・実践し、以降の自律的な学びにつなげていってほしい。 【学術分野】美術史 【授業形態】文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 フランス語・イタリア語 法・政治 初年次ゼミナール文科 31648 木 3 授業の目標・概要 【共通目標】 成績評価方法 授業のキーワード 美術、芸術、印象派、作品分析 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 適宜プリント等配布 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31649 木 3 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 これから法学を学んでいきたいと思っている初学者たちが、議論しながら、比較的少数の基本判例をじっくりと読み解いていくためのゼミです。やる気は要求しますが、前提知識は要求しません。判例データベースの使い方といった、はじめの一歩から説明していきます。それぞれ個性的な事案を前に、担当裁判官がどのように考え、どのように法を解釈し当てはめたかを、判決のテクストを通じて追体験することは、スリリングとも言える楽しみがあります。また、複雑な文章の背後に基本となる考え方が掴めたときは、熟読した者のみが体験できる醍醐味があります。取り上げる判例は、公法、特に憲法の分野から選ぶ予定です。 【学術分野】法・政治 【授業形態】ディシプリン型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 成績評価方法 授業のキーワード (1行1ワードで入力してください)、法学入門、判例、公法、違憲審査制度、裁判 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 作品分析演習ー印象派絵画を例に 公法の判例を読む 實谷 総一郎 福岡 安都子

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