1年 文科 理科 S 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。特に2年生は本科目の成績が進学選択が可能となる条件に含まれない見込が高いので、履修にあたっては十分に注意すること。 ◆この授業の概要 高校・中学で進む「探究的な学び」の現在について考え・実践します。高等学校で「総合的な探究の時間」が必修科目化したのは2022年度のこと。2025年度からは、大学にいわば「探究学習ネイティブ世代」が入ってくることになります。無論、この必修化以前から探究・総合ははじまり、多様な取り組みがありました。その意義と課題・可能性とを改めて俯瞰するとともに、実際に中高生向け探究教育プログラムのデザインと実践をします。 ◆この授業の目的・前提 担当教員は、これまで災害・エネルギー・メディアなどをテーマにした中高年の探究的な学びやそれを促すプログラムに複数関わってきました。 その中で、学校・教員・生徒・支援するNPO関係者等のそれぞれから、探究に取り組むことの価値と同時に、その難しさを聞いてきました。例えば、「小学生の調べ学習の延長にしかなっていないか不安」「どうやって探究の前提となるテーマや問いを定めればよいかわからない」「せっかく深い部分にせまってきたという部分で終ってしまい継続性がもてない」「受験につながるのかいなか不明瞭な中では受験科目優先の空気が強い」「自分の担当教科がある教員がさらに探究も担当すると負荷がおもすぎる」といったことです。 理念としてはわかっていても、実際にどうそれを進めればよいのか正解がわからない。この悩みの中に現場の関係者の困惑はあるようです。 そして、仮に「探究とはかくあるべし」と語れる人がいるとしても、それが5年後、10年後に誤りだったと評価される可能性も十分にあるのが現状といえるでしょう。 そんな流動的・過渡的な「探究学習」をテーマに理論的にも実践的にも捉え直すことがこの授業の目的です。 探究学習は、当然、「教育」の問題ですが、それはより広く「社会」の問題でもあります。つまり、それは教える側と教えられる側の固定的な関係性、あるいは学校等の教育システムの枠を超えてなされる営みだとされています。それ故、探究学習について考えることは、「今後の社会をいかにデザインするのか」という問題、例えば、これからどのような思考法が必要になり、いかに人と人、人と技術の繋がり方が生まれていくのかという、より普遍的な問題に迫るきっかけともなります。この授業では、探究学習をそのような前提で捉えます。 ◆より具体的には? 調査と実践、2つのレベルで授業を進めます。 調査としては、 ・探究学習の現場の悩み ・探究学習と高大接続 といったテーマについて、様々なデータを集め、実態を把握します。 実践としては、 ・調査結果を前提に探究学習について中高の現場との意見交換 ・探究学習に関するイベントの企画 といったことを進めます。 ※ガイダンスは担当教員の他のSセメ開講科目の内容とあわせてオンラインにて実施します。 4月1日までに以下のURLLに動画をアップロードしますのでご参照ください。 https://docs.google.com/document/d/17nG-3b_xIVgmlc 以下の割合で評価します。 ▼授業参加 100% 毎回、何らかのアウトプットが求められることになるので、欠席すれば自動的に点数は減ることになります。 ただし、コロナ感染等明確な欠席理由があり、出席の代替措置を希望する場合は、都度事前にメールにてご相談ください。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 1年 文科 理科 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。特に2年生は本科目の成績が進学選択が可能となる条件に含まれない見込が高いので、履修にあたっては十分に注意すること。 参加する学生を4~6人のグループに分け、医学部の研究室や病院の医局における 現在の医学を実際に体験してもらう授業である。 平日の夕方に実施する定期コースと、夏休みを利用して実施する集中コースの2つがある。 「授業計画」を確認し、履修希望者は4月4日(金)のガイダンスに必ず出席すること。 「合格」または「不合格」で判定 出席状況が大きな比重を占めます。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特定日に行う。/Will conduct guidance at another time 東 尚弘 S 時間割コード 時間割コード 全学体験ゼミナール 31671 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 31675 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 探究学習論:中高生向け教育プログラムのデザイン・実践 開講 講義題目 講義題目 医学に接する 担当教員 開沼 博 担当教員 藤城 光弘、 所属 曜限 単位 情報学環 集中 所属 曜限 単位 医学部 集中 2 2 対象 対象
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