1年 文科 理科 火 5 2年 文科 理科 授業の目標概要 本講義は、政策的な観点から金融および財政を学ぶことを目的としています。本講義では金融や財政の基礎に加え、それにかかる実際の政策について学びます。本講義では、担当教員やゲストによる講義に加え、グループワークの演習や政策担当者との交流を通じ、実際の政策形成を学びます。 講義の流れは、初回にオリエンテーションを実施した後、講義を複数回行い、グループワークに移行します。グループワークでは、金融あるいは財政をテーマに、具体的な政策的な課題を学生自身で設定します。そのうえで、各グループでそれを解決する政策提案を考えてもらい、グループごとにプレゼンテーションを実施します。 本講義では、実際の政策を考える上で、日本の政策を担う政策担当者との交流を行います。具体的には政策担当者による講義に加え、グループワークの中で政策担当者との交流を行います。また、スケジュール次第で霞が関におけるフィードワークを実施します。 学生が選択する政策的課題は担当教員の専門分野である金融および財政の範囲であれば自由に設定することが可能です。グループワークにおけるグループの数は履修者次第ですが、初回で学生の希望などを聞き、教員がランダムにグループを作る予定です。講義の全体像は初回のオリエンテーションで説明するため、必ず参加してください。また、本講義では霞が関周辺にフィールドワークに行く予定であり、駒場キャンパス以外で講義を実施することもあり得る点に注意してください。 授業への出席およびプレゼンテーション、レポート提出で、合否判定を行います。初回の講義で説明するため、初回の講義に必ず参加してください。 教科書は使用しない。/Will not use textbook服部孝洋はじめての日本国債集英社新書 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 物理学は、力学、熱力学、電磁気学、量子力学、…等といくつもの科目にわけて講義されることが多いが、実際は人類の膨大な思考の積み重ねによって、一つの統一された学問を形成している。そこで本講義では、歴史と最新の発展をふまえて、物理学の全体像を三部構成で俯瞰することを目標とする。 まず第一部では、相対性理論を解説する。時間の遅れやローレンツ収縮などの不思議な現象を通して、時空や対称性といった物理学の基本的な考え方を学ぶ。 第二部では、「光子」を題材にして量子力学をゼロから学び、ミクロな世界の物理法則が如何にマクロな世界とは異なっているかを議論する。さらに、量子暗号や量子テレポーテーションなど、量子力学の性質をフル活用した最先端の量子情報技術の紹介を通して、量子力学をより深く理解することを目指す。 最後に第三部では、統計力学について解説を行い、マクロな自然現象がミクロな粒子の集団的振る舞いによってどのように記述されるかを述べる。さらにフェルミ粒子やボーズ粒子といった異なる統計性をもつ粒子の集団的振る舞いの違いを示すことで、低温状態で現れる超伝導や超流動といった多彩な物性の発現を理解することを目指す。 レポートによる。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 火 5 S 時間割コード 時間割コード 全学自由研究ゼミナール 31674 S1 成績評価方法 教科書 ガイダンス 31694 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 金融・財政を通じて学ぶ日本開講 講義題目 の公共政策 講義題目 物理学汎論 担当教員 服部 孝洋 担当教員 沙川 貴大 所属 公共政策大学院 所属 工学部 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 1 2
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