1年 文科 理科 S 2年 文科 理科 SDGsを2030年までに達成すべく、各国は力を入れて政策を行ってきているが、2024年現在、17のゴールの達成の目途は立っていない。第2次世界大戦後、持続可能性に関する国際的な議論が開始されてから、社会、経済、環境の持続可能な発展をうたうMDGs、SDGsという合計30年にわたる国際目標が設定されてきた。しかしながら、開発による環境への負荷や自然災害、世界各地で繰り広げられる戦争やテロ、気候変動などにより国際情勢は悪化の一途をたどっている。有限である地球資源をいかに保全・管理し、維持していくのか、国際社会はSDGsに代わる次のゴールを設定すべく討議を始めたところである。 新たな国際規範が作られている只中において、持続可能な未来を作るだけでなく、その目指すべき姿を達成するためには、国際社会が直面している問題を他人ごとではなく、自分事と捉え直す必要がある。学生たちは、2030年には社会人として国際社会に関わり、2045年にはリーダー的な役割を担うこととなるだろう。それぞれが、今後残していきたい地球環境、社会情勢を想像し、「文化」をキーワードにしながら、SDGsに次ぐ新たなゴール:Post-SDGsの提言を考えてもらいたい。MDGs、SDGsの歴史的、制度的な背景を学び直し、現在の国際社会がおかれた状況を明らかにしたうえで、残したい世界を明らかにし、そのために必要な求められるゴールを考えるのが本ゼミナールの目的である。 到達目標: 1:持続可能性をめぐる国際的な議論や知識を身につけることができる。 2:持続可能性をめぐる問題において、文化の果たす役割を理解し、実社会と結びつけながら自らの問いを立てることができる。 3:自ら立てた問いに対して専門的な知識に基づいて分析・考察できる。 UTokyo Compass 2.0との関連性 知をきわめる: 4.地球規模の課題解決への取組 人をはぐくむ: 9.包摂性への感受性と創造的な対話力をはぐくむ教育 10. 国際感覚をはぐくむ教育 11. 学部教育:専門性に加えて幅広い教養と高い倫理性を有する人材の育成 グループワーク、授業への貢献 50% 課題の提出状況及び質的評価 50% 授業中に指示をする。/Will specify at class time 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 1年 文科 理科 月 5 S 2年 文科 理科 授業の目標概要 プログラミングによる問題解決では、与えられた問題に対して、適切なアルゴリズムを考えることと、それを正確にプログラムとして実現することの両方が必要となる。本授業では「国際大学対抗プログラミングコンテスト」などに出題された問題を題材として、アルゴリズムを考えてプログラムを作る能力を実践的に養うことを目指す。 プログラミングの経験を受講の前提とする(授業では文法等は解説しない)。詳細は http://www.graco.c.u-tokyo.ac.jp/icpc-challenge/ を参照のこと. 演習問題の解答状況およびゼミへの参加状況によって評価する 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 時間割コード 時間割コード 全学自由研究ゼミナール 31771 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 31776 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 文化と国際機関 開講 実践的プログラミング 講義題目 講義題目 担当教員 宮崎 彩 教養教育高度化機構 月 5 担当教員 金子 知適、 中丸 智貴 所属 所属 情報・図形 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 2 2
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