2025Sシラバス
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大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 代表的な教科書を足がかりに,人間の心や精神を科学的に研究するための基本的な方法を学ぶ.さらに,知覚,認知,記憶,思考,感情など主要な心の機能に関する認知心理学の実験や理論の文献を実際に読み解くことによって,用語や考え方を理解するための初歩的なスキルと批判精神を身につける. 【学術分野】心理・教育学 【授業形態】文献批評型 出席、発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 初年次ゼミナール文科 31610 月 4 授業の目標・概要 【共通目標】 成績評価方法 授業のキーワード 心理学、人間科学、認知科学、脳科学 教科書 ガイダンス 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) デーヴィッドマイヤーズ 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31611 月 4 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 本授業では日本語で書かれた政治学における最新の学術論文の購読を通じて、政治学の基礎と社会科学の基本作法について学ぶ。 「政治」という言葉にはネガティブなイメージや偏った見方がつきまとう。例えば「政治家や官僚は数が多く、高給取りだ」「政治家は不正ばかりをしている」「政治とは一部の人がするものだ」などの言説が根拠もないまま語られる。以上のような根拠やデータに基づかない言説は政治に対する誤った見方をもたらす。本授業では根拠やデータに基づく政治学に関する学術研究の成果を購読することで、政治に対する見方を身につける。 また同時に、私たちがなぜ論文を読むのか、どのように読めば研究を進め、論文を書くことができるのかという視点から、社会科学の基本作法を身につける。私たちが論文を書くためには、研究の「消費者」としての読み方から「生産者」としての読み方に転換する必要がある。「生産者」としての読み方は単に文章の内容を理解し、内容に関する問題に回答する、といった高校までの教育では身につきにくい力であり、それなりのトレーニングを必要とする。本授業では研究者が実際に論文を書く過程を意識して授業を進めることで、受講生が論文を書くための基礎を提供する。 【学術分野】法・政治 【授業形態】ディシプリン型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 成績評価方法 授業のキーワード 政治学、社会科学、議会、選挙、市民社会 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 政治学を通じて学ぶ社会科学の基本作法 基礎心理学の基礎知識 マイヤーズ心理学 西村書店 本吉 勇 寺下 和宏 心理・教育学 法・政治

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