1年 文科 理科 S 2年 文科 理科 1年 文科 理科 火 2 S 2年 文科 理科 1年 文科 理科 金 5 S 2年 文科 理科 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 D(人間・環境) 30235 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 30337 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 30771 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 情報メディア基礎論 開講 授業科目名 科学技術基礎論Ⅱ 開講 授業科目名 現代倫理 本講義では,情報を“ストック”/“フロー”化するメディアとしての「データビジュアライゼーション」と「デジタルアーカイブ」を作成しながら,情報とメディア・社会の関わりについて考えます。 できごとは,多様な人々の視点を内包しています。多面的な資料を“ストック”した「デジタルアーカイブ」は,できごとの実相を伝えていくための基盤となります。そして「データビジュアライゼーション」によって,アーカイブ化された資料の内容が視覚化され,コミュニケーションが創発して“フロー”が生まれます。 本講義ではまず,各人(各チーム)が定めたテーマに沿ってデータを収集し“ストック”します。次いで,2D/3D地図に情報をマッピングし,データビジュアライゼーション/デジタルアーカイブを作成します。そして“フロー”化の実践として,成果物をウェブ公開します。 授業では,GISソフトウェア「ArcGIS」,3D地図作成サービス「Re:Earth」を使用します。また,随時,データビジュアライゼーションとデジタルアーカイブの最新動向についてレクチャー(ゲスト講師含む)を行ないます。 1) 情報を“ストック”し,“フロー”化するメディアとしての「データビジュアライゼーション」と「デジタルアーカイブ」のありようを学ぶ 2) ArcGIS, Re:Earthなどの使い方を学び,今後の学習・研究において活用していく素養とする 3) レクチャー(ゲスト講師含む)を通して,デジタルアーカイブ・情報メディアについての最新の知見を身に付ける。 出席:50% 成果物:50% で評価します。チーム作業とした場合は,各人の貢献についても評価します。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 科学と社会的公正-ジェンダー科学論を起点として この授業では、科学と社会的公正性の関係を、ジェンダーを起点として理解することを目指します。 社会的公正とは、人が属性に関わらず公正に機会を得られる社会的状況を指す概念です。社会的公正の観点が、科学のあり方を理解する上で重要であることを、はじめに論じたのは、ジェンダー科学論と呼ばれる領域の論者たちでした。彼女(/彼)らは、科学から女性が制度的に排除されてきたことをまず指摘しました。同時に、その視座は、科学が男性優位なだけでなく、西洋中心主義的な営みであることにも光を当てました。つまり科学は、不公正な社会的状況を、制度的に反映した営みであることを明らかにしたのです。そしてさらに、そのような科学の制度的偏りが科学の成果に影響してきたことも明らかにしました。 科学が不公正な社会的状況によってどのように歪められるのか理解し、どのようにこれを是正し得るかを考えることは、科学の成果に依って立つ社会を持続可能なものとしていくために不可欠です。 そこで、この授業では、ジェンダー科学論の議論を参照しながら、科学と社会的公正性がどのように関係しており、今後どうすれば科学を社会的公正に寄与する営みとし得るのかを考えていきたいと思います。 授業参加:45% 最終レポート:60% テーマ「より公正な科学のための提案」 授業内容を踏まえた独創的提案を期待します。文字数も含めた詳細は4月30日に授業内でお伝えする予定です。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 赦しと和解の現代倫理 国家、民族など集団間の抗争によって生じた傷をいかに克服し、和解にもたらすか。20世紀末以来のグローバル化によって世界に広がったこの問題は、罪と罰、責任、復讐と赦し等をめぐって、現代倫理の一大テーマでもある。ホロコースト(ショアー)からイスラエル・パレスチナ紛争まで、戦後世界の歴史を背景に、ハンナ・アーレント、カール・ヤスパース、ウラジーミル・ジャンケレヴィッチ、ジャック・デリダらの哲学的思考を辿り、この問題に導入する。 学期末試験を予定する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 担当教員 渡邉 英徳 情報メディア委員会 月 5 担当教員 渡部 麻衣子 担当教員 高橋 哲哉 所属 所属 哲学・科学史 所属 哲学・科学史 曜限 曜限 曜限 対象 対象 対象
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