1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 岡 顕、 S 沖 大幹、 1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 4 S 時間割コード 時間割コード 総合科目 D(人間・環境) 31820 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 30209 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 気候変動と社会 開講 授業科目名 社会生態学 気候変動と社会 本講義では、現代社会の最重要課題の一つである気候変動問題について、受講生が最新の研究知見を含めて俯瞰的に学び、自ら考える契機を得ることを目標とする。 地球の気候システムはさまざまな時間スケールで変動しており、それにかかわる海洋環境の変化や極端気象の発生などの自然現象は、生態系はもちろん農林水産業といった人間社会の営みに影響してきた。20世紀後半以降、気候の温暖化が顕著となり、科学的な評価にもとづき、産業革命以降の文明社会が排出してきた温室効果ガスがその主な原因であることが明らかになっている。温暖化による社会への負の影響を最小限に抑えるため、2050年までに二酸化炭素の正味排出をゼロにするカーボンニュートラルが国際的な流れとなってきた。 気候変動あるいは地球温暖化の問題は、もはや自然科学の枠を超えている。気候変動を理解し予測する理学的なアプローチ、気候変動の影響を明らかにする水文学・農学・水産学・生物学・医学等のアプローチ、カーボンニュートラルを実現する工学的なアプローチに加えて、将来の社会の在り方に依存する温室効果ガスの排出経路推定、気候正義に代表される社会の格差解消に対する公共政策、個人から組織、国家までのさまざまな階層でカーボンニュートラルを達成するための行動変容、制度構築など、人文社会科学的なアプローチを組み合わせたトランスフォーマティブサイエンスの実施が必要である。 そこで本講義では、変わりゆく気候のもとで持続可能な社会を実現するための分野横断的な自然科学・社会科学・人文学研究を俯瞰する。 出席点および試験を予定している。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook東京大学 気候と社会連携研究機構気候変動と社会:基礎から学ぶ地球温暖化問題東京大学出版会978-4-13-062732-0 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 熱帯・亜熱帯地域の人文地理学 東アジア,東南アジアの熱帯,亜熱帯地域における,社会変容,資源利用,開発と環境の問題などを,具体的な事例に則して考えるとともに,人文地理学の基礎的な視点や方法論を学ぶ. 期末試験による. 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 担当教員 江守 正多、山崎 大、 渡部 雅浩、村山 顕人、杉山 昌広、瀧本 岳、 佐藤 仁、 羽角 博康、亀山 康子、瀬川 浩司 担当教員 永田 淳嗣 所属 学際科学科 所属 人文地理学 曜限 曜限 対象 対象
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