1年 文科 理科 金 2 S 2年 文科 理科 時間割コード 総合科目 B(国際・地域) 31092 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 現代文化人類学 フィールドワーク論 何事かが生起している現場に身を置きつつデータを収集し、そこから新たな知見を得て思考を鍛えていくことの重要性は、今や人文学・社会科学・自然科学の多くの分野で指摘されている。文化人類学は、まさにそうした学的営みとしてのフィールドワークを方法論の支柱に掲げてきた学問分野である。 しかしながら、他の学問分野でフィールドワークの重要性が強調されるようになったのとは裏腹に、1980年代以降のいわゆる「ライティング・カルチャー(Writing Culture)」ショックによって、文化人類学分野においては、エスノグラフィ(民族誌)を書くこと、およびその前提としての(かつそれと不可分な営みとしての)フィールドワークをすることに、より反省的であることが求められるようになった。とはいえ、エスノグラフィを書くこともフィールドワークをすることも、人類学の主要な方法論であることには変わらない。 本授業では、フィールドワークに関する基本的な論点を整理することを通して、改めて人類学的フィールドワークとは何かを初歩から考えたい。 数回に一度書いてもらうコメントペーパー(30%: 出席点を兼ねる)とともに、学期末にエッセイ課題(70%)を提出してもらう。 コメントペーパー、学期末エッセイ課題ともに、所定の期日内にUTOLを通じて提出してもらう。 コメントペーパーに関しては、適宜フィードバックを行う。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 担当教員 津田 浩司 所属 文化人類学 曜限 対象
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