1年 文科 理科 金 2 S 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 水 5 S 1年 文科 理科 木 1 S 2年 文科 理科 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 B(国際・地域) 31091 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 31477 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 30802 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 歴史と文化 開講 授業科目名 世界史論 開講 授業科目名 世界史論 文化財から考える日本の朝鮮植民地支配 植民地朝鮮において、日本帝国は文化財を調査し、その保存にも力を注いだ。そのことは純粋な学術調査であり、そこで得られた学術的成果は評価されるべきであるという認識は、戦後もしばしば語られてきた。 しかし、それを通じて、植民地支配に適合的な歴史解釈を提示し、それを広く浸透させるという作用をもたらした。また、調査を通じて、朝鮮の貴重な文化財が日本に持ち出され、それが返されていないという問題も生み出している。 ただし、植民地朝鮮ではそうした日本帝国の施策に対抗した朝鮮民族の動きもあった。また、朝鮮の美を評価し、それを伝える文化財を保存することに理解を示した日本人もいた。 そうした、朝鮮の文化財と日本の支配との関係、それに関連する日本人や朝鮮人の活動、植民地支配が過去のものとなった現在でも影響を与えている問題、文化財返還の動きに対してどう対処するべきかについて、この授業では論じる。 それを通じて、より広く、歴史に対して市民がどのように向き合うべきか、植民地支配を清算するということはどのように進めるべきかについて考えていく。 授業への参加と、開講中に教員が伝えた課題への対応、および学期末に提出してもらうレポートに基づいて評価する。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook外村大・長澤裕子〈負の遺産〉を架け橋に文化財から問う日本社会と韓国・朝鮮ころから4907239726 特に行わない。/Will not conduct guidance 近代世界とアジア・日本 本講義では、16世紀以降の近代世界の諸相を検討しながら、グローバル化時代の現代に生きるわれわれにとって、世界史とは何かということを考える講義を展開します。15世紀末から、アメリカ大陸を含めた世界の一体化が急速に進展しました。モノや人、情報がグローバルなスケールで移動し、人々の生活が大きく変化し、現在のわれわれの住む社会を生み出していったのです。本講義は近年盛んとなっているグローバル・ヒストリーの立場から近代世界を考察し、その中でグローバル・ヒストリーだけでなく、東洋史や西洋史、日本史といった歴史学の諸分野の意義を考えてみたいと思います。 本講義は、いずれ文学部に進学し、東洋史、西洋史、日本史といった歴史研究を志す学生にはもちろん、社会科学や自然科学を専門とするも、とくに長期的な視点に立って現代を考えようとすることに関心のある学生にも有意義なものとなるでしょう。 期末レポート(80%)およびリアクション・ペーパー(20%)により評価を行います。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 特に行わない。/Will not conduct guidance 世界史構想の世界史 本授業では、主に19世紀以降の世界史を構想した歴史家を扱います。様々な歴史家の紹介を通して、世界史という構想がヨーロッパを中心にどのように展開し、その構想が植民地主義に結びついていったのかを考察します。回によっては、植民地東南アジアで構想された歴史観も検討します。また、帝国日本の末期と平和国家日本の初期にも興味深い世界史構想がなされていますので、それらも扱います。さらに、20世紀末〜21世紀にかけて、日本の歴史学は、誠実さや厳密さを追求していくあまり、世界史構想が減退していったのに対して、とりわけヨーロッパやアメリカにおいては、個々の歴史家が世界史構想を行っています。日本で学究を行うに際して、この違いについても考えていきます。 平常点(リアクションペーパー)と期末テスト 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 担当教員 外村 大 担当教員 島田 竜登 担当教員 岡田 泰平 所属 歴史学 所属 文学部 所属 歴史学 曜限 曜限 曜限 対象 対象 対象
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