1年 文科 理科 S 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 S 時間割コード 時間割コード 総合科目 B(国際・地域) 31500 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 30325 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 人種とジェンダー 開講 授業科目名 日本文化論Ⅰ 脱帝国主義/植民地主義のために 東アジアにおけるレイシズムと〈ヘテロ〉セクシズムの交差 【授業の概要】 「思想が強い」「多様性を認めない立場も多様性として承認されるべき」といった主張がSNSで見られますが、こうした見解はしばしば差別解消を求めるマイノリティの声を抑圧する構造の中で(発話者の意図とは関係なく)政治性を帯びます。そもそも特定の主張に対して「思想が強い」などといって黙殺を呼びかけるとき、発話者はみずからの政治的立場をどのように認識しているのでしょうか。 この授業では、差別とは何か、マジョリティ/マイノリティとはどのような概念であるかを説明したうえで、レイシズム(人種主義)と〈ヘテロ〉セクシズム(異性愛主義)について講義をします。これらの基本的な知識を踏まえたうえで、日本を事例とし、近代化の過程で「人種」や「民族」といった言説がどのように活用されてきたか、それが〈ヘテロ〉セクシズムと結びついて大日本帝国の建設や植民地主義といったプロジェクトにいかなる貢献をもたらしたか、さらにはこれらの歴史が現代の東アジアにどのような影響を及ぼしているかを批判的に考察します。 講義では東アジアの近現代史、フェミニズム、反レイシズム理論を扱いますが、これらに関する基本的な知識がなくても理解できるよう授業を設計します。不安や疑問があれば初回のガイダンスで質問して確認してください。履修に際しては「履修上の注意」の項目をよく読むこと。 【授業の目標】 フェミニズムや反レイシズム理論について基礎的な知識を習得すること、東アジアの帝国主義/植民地主義の歴史を学ぶこと、そのうえで脱帝国主義/植民地主義のプロジェクトへの参与を促します。 成績評価は①リアクションペーパー(30%)と②期末レポート(70%)でおこなう。 ①リアクションペーパー 講義の内容に関するコメント(感想、批判、質問など)(概算で300〜1,000字程度) リアクションペーパーの未提出が5回以上となった場合、成績評価の対象とならないので注意すること ②期末レポート 講義の内容に関連する自由論述(3千字程度、採点基準は事前に公開する) 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 歌舞伎概説 歌舞伎の成立と発展の過程、及び演技・演出の特色について概説する。 適宜映像資料を視聴して理解の助けとする。 近世日本の演劇・芸能及び周辺文化について基礎的な知識を修得し、その表現の特質について理解することを目標とする。 期末レポート(60%)、授業への参加状況(40%)による。 毎回リアクションペーパーの提出を課し、成績評価の一部とする。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 特に行わない。/Will not conduct guidance 担当教員 福永 玄弥 教養教育高度化機構 火 3 担当教員 矢内 賢二 所属 所属 国文・漢文学 曜限 曜限 対象 対象
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