2年 文科 理科 火 2 2年 文科 理科 木 5 S 2年 文科 理科 木 5 S 時間割コード 時間割コード 時間割コード 展開科目 文理融合ゼミナール 展開科目 文理融合ゼミナール 31437 S 講義題目 授業の目標概要 この授業では、視覚芸術としてのマンガの「コマ割り」をめぐって、講義と実践的演習の両面から探究します。マンガの制作には、物語を構想すること、絵を描くことなど、様々な技術が用いられますが、中でも「コマ割り」はこのジャンルに固有の要素として、マンガに関する従来の批評・研究の中でも特権視されてきました。本授業では、そうした従来の理論について学びつつ、受講者各自が手を動かして実際にコマ割りという作業を体験することを通して、このジャンル固有の特性について考えを深めることを目的とします。なお、受講者の作成物は、授業内で共有した上でフィードバックを行います。 授業への積極的な参加と課題等の提出物から総合的に評価します。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 成績評価方法 教科書 ガイダンス 31438 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 31443 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(認知と芸術) 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(認知と芸術) 開講 授業科目名 文理融合ゼミナール(認知と芸術) マンガにとってコマ割りとは何か 芸術と感覚することのリバースエンジニアリング この授業は、「芸術」について実践を通して学ぶ授業です。 ところで「芸術」とは何でしょうか。しばしば「芸術」は「我々が(あるいは芸術家が)、その思いや伝えたい事柄を、絵画・彫刻・音楽などを通して「表現」することなのだ」と、大変素朴に言われることがありますが、この授業ではそのようには考えません。むしろ私たちがそのような「表現したいこと」に辿り着く以前の段階、すなわち何かを感覚したり思考したりすること、その基盤(インフラストラクチャー)を作り出す行為として「芸術」を考えてみたいと思います。 「感覚や思考のインフラを作り出す行為としての芸術」について実践を通して接近するために、この授業では、私たちが身の回りのモノやコトに接することで生じる「何かを感じたり考えたりする」という経験の身も蓋もない即物的な「現実」を出発点に、そのような「現実」を作り出しているモノやコト、あるいは私たちの身体感覚に対して、リバースエンジニアリング的に観察・解体し、さらにリバース・リバースエンジニアリング的に再構成することで、各自が新たに「芸術」を作り出す経験(芸術家になる経験)を得ることを目指します。 出席、参加度や積極性、制作物などから総合的に評価します。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time メディアの凸凹に触れる この授業では、さまざまなメディアの質感=凸凹を探ります。古代に文字を記録するために用いられていた粘土版や、現在私たちがデジタルデータを記録する際に使用するCD-ROMやメモリも、なんらかの凸凹のパターンを作り出すことで情報を記録しています。情報が物質で表現される際には必ず物理的な凸凹が生まれています。まずこうした凸凹について確認し、そこからテキスト、音声、画像、映像といった、異なるメディアを比較したり、組み合わせたり、お互いに翻訳したりする時に感じられる質感=凸凹について探っていきます。講義とワークショップを交互に行いながら、メディアのもつ質感について検討していきます。具体的には、身の回りにある言葉から短歌を作ったり、独自な情報の記録方法(=暗号)を作ったり、離散的な過去として3Dスキャンを検討したり…などのワークショップを予定しています。ワークショップの際にはノートPCを持参するようにしてください。 授業への出席、参加、発表と自己採点をもとに総合的に判断します。 授業中に指示をする。/Will specify at class time 特に行わない。/Will not conduct guidance 担当教員 三輪 健太朗 担当教員 金井 学 担当教員 谷口 暁彦 所属 先進融合 所属 先進融合 所属 先進融合 曜限 曜限 曜限 対象 対象 対象
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