2025Sシラバス
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1年 文科 2年 文科 月 3 1年 文科 2年 文科 水 1 S 1年 文科 2年 文科 火 5 S 時間割コード 時間割コード 時間割コード 基礎科目 人文科学 基礎科目 人文科学 30152 S 講義題目 授業の目標概要 多かれ少なかれ、私たちはさまざまな「災害/災厄」を経験しています。それは、個人的な出来事であることもあれば(親しい人との死別など)、社会全体に影響を及ぼす大災害であることもあります。この授業では、第一に、「災害/災厄」と呼ばれているものについて(ひとまずは定義づけはせずに)、それに関連するさまざまなテーマについて哲学的にアプローチします。具体的には、これまでの哲学(特に西洋哲学)の歴史のなかで出てきた多様な考え方を参照することに加え(そうすると実際には近代哲学の基本的な流れの大まかなスケッチすることになりますので、入門的な解説は随時盛り込みます)、同時に、そうした「哲学的な考え」の「紹介」にとどまらず、「災害/災厄」を一つの題材として、「哲学的に考える」とはどのようなことなのかを理解することを目指します。 学期末の筆記試験(70%)と学期中のリアクションペーパー(30%)によって評価します。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 成績評価方法 教科書 ガイダンス 30557 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 30520 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 哲学Ⅰ 開講 授業科目名 開講 授業科目名 倫理学は哲学の一部門にぞくし、主に人間の行為に関わる問題を扱う学問領域である。 この講義では倫理学における主要な概念及びトピックを取りあげながら、概論的に倫理学を学んでいく。 講義で取りあげる諸概念・諸問題が倫理学の領野において歴史的にどのように扱われてきたのかを知るため、授業内では可能な限り原典資料を配布し、精読・解説する。 また、ケアの倫理・フェミニズム・生命倫理といった現代的な思考についても取り扱うことで、応用可能な知識を幅広く学習する。 受講生が、倫理学の基礎的な内容を理解すること、論理的に物事を考える力を得ること、現代社会の様々な問題に哲学・倫理学的視点からアプローチする態度を養うことを目標とする。 学期末レポート(70%)、日ごろの学習態度(30%)により、総合的に評価する。 学習態度については、リアクションペーパー等の課題の提出回数・内容などによって判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 担当教員 渡名喜 庸哲 「災害/災厄」について、哲学的に考える 担当教員 哲学Ⅰ 鈴木 貴之 哲学の根本問題から哲学とは何かを考える 哲学の根本問題の多くは、古代ギリシア時代から論じ続けられているものです。しかし、哲学という学問には、その時代から大きな進歩がないようにも見えます。このことは、哲学の問いは無意味な問いであることや、それらは別の方法で探究した方がよいことを示唆しているのでしょうか。そうではないかもしれません。哲学の根本問題は、われわれが当然のこととして受け入れているいくつかの考えがじつは整合的でないということや、一見説明できてあたりまえの事柄にじつはきちんとした説明を与えることができないことを明らかにするものだからです。哲学の根本問題は、われわれの常識的なものの見方には重大な問題が潜んでいることを示しているのかもしれません。 この授業では、哲学の根本問題のいくつかを題材として、哲学とはどのような学問なのか、哲学の問題は他の学問が扱う問題とどのように異なるのか、哲学の問題に正解はあるのか、といったことについて考えていきます。 学期末に実施する筆記試験の成績によって評価します。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 担当教員 倫理Ⅰ 大澤 真生 所属 哲学・科学史 所属 哲学・科学史 所属 哲学・科学史 曜限 曜限 曜限 対象 対象 対象

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