2025Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 31602 金 4 授業の目標・概要 自分たちで設定した健康に関する問題の解決のために、研究計画を立案し、調査を行い、科学的な見地から考察する過程を実際に行うことができる。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、調査・研究、健康総合科学、看護科学、公衆衛生 教科書 ガイダンス その他。/Other 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構 Educational Transformation 部門・若杉桂輔・宮島 謙編 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31603 金 4 授業の目標・概要 産業革命以来の科学技術の目覚ましい発展により、先進国と呼ばれる国々に済む人々の生活レベルや寿命が過去にない高みに達したことは疑いの余地がない。一方で拡大した人間活動は全地球的に環境に影響を及ぼすに至り、資本主義経済のもと経済規模という形で測られてきた人類の繁栄が今後も続くのか疑問視されるようにもなっている。持続可能な開発というキーワードはそうした問いに対する応答であり、今日持続可能な開発目標(SDGs)として広く社会に共有されるようになったと言える。しかし、そもそも「環境を保全しながら(経済)成長し続けることが可能である」というテーゼが「どのように」可能なのか、「いつまで」可能なのか、いまだに議論が尽きたとは言い難い。 都市に住む人口の割合がさらに増加することが予想される将来、我々の暮らしはどのように地球環境と折り合いをつけ、社会経済体制はどのようになっているのであろうか?AIやロボットなどの最新のテクノロジーをつかって人類は地球の外へ進むのか、あるいはそれらのテクノロジーを使って環境保全と「経済」成長を地球上で両立する道をみつけるのか、はたまたスローダウンして個人の幸福度やウェルビーイングを重視する世界を志向するのだろうか? 本講義では、サイエンスフィクションなどのフィクションや、科学技術と環境、経済に関する論考を参照しながら、ディベートやグループディスカッションによって、未来の都市の暮らしを支える資源・インフラストラクチャー・社会経済体制について想像の翼を広げて議論する。 出席状況、毎回のコメントシート提出状況、講義への取り組み状況 成績評価方法 授業のキーワード 持続可能な開発、プラネタリー・バウンダリー、資本主義経済、AI、ロボット 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 生きることを支える看護科学研究入門 地球環境と サステイナブルデヴェロップメント 科学の技法 第2版:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 吉岡 京子、本田 千可子、 森崎 真由美、松本 博成、 前田 明里、村本 美由希、 池田 真理、佐藤 伊織 小貫 元治、北島 正章 医学部 工学部

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