初年次ゼミナール理科 授業の目標・概要 都市生活者にとって、農産活動を身近な存在として意識することは少なく、食料(食品)を消費する者としての立場で極めて間接的に農業と接しています。現在の我が国の食料消費においては、肥満や廃棄ロスなど過度な食の摂取にまつわる問題と、拒食や「こども食堂」など食の摂取不足にまつわる問題とが併存しています。世界的にも飢餓と飽食が発生しており、食料供給体制のアンバランスを招いている状態となっています。他方、農産活動のための様々な技術的革新は、こうした食料問題や資源環境問題を考える上で重要であり、私たちの日常生活にも少なからぬ影響を及ぼしています。この授業では比較的身近な情報源を用いて、自分たちの日常生活で発生している様々な視点から「食の問題」に目を向け、その解決に向けた方向性や具体的対策を自主的に学ぶことを目指しています。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、生物/植物・動物、食料生産、気候変動・人口増大、飢餓・飽食・プロテインクライシス、アグリテック(AgriTech) 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 複雑系の科学とアート表現:大阪芸大が発刊しているBound baw という雑誌は、現在のあーととサイエンスのもつれ具合をおしゃれに取り上げていく。これに目を通してみてください。 特にSFPC = Society for Poetic Computingについて、考えてみてください。 http://boundbaw.com/interview/ http://boundbaw.com/world-topics/articles/164 発表 成績評価方法 授業のキーワード 複雑系、人工生命、メディア・アート 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 大学での研究、世界へ向けた成果の発信の流れを学ぶとともに、天然物合成、触媒化学、生物有機化学など、薬学における有機化学の主な内容に関する講義をアクティブラーニング形式で行う。これを通じて、最先端の研究に触れるとともに、文献調査力、理解力、討論力、発信力を強化し、研究者への第一歩を踏み出すことを目標とする。 出席で評価する 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見型、薬学、有機化学、天然物、触媒 教科書は使用しない。/Will not use textbook 教科書 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 ガイダンス 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31574 金 3 31583 金 3 Digital Arts and Complex Systems Sciences 31586 金 3 「食の問題」を科学者目線で考えよう 薬学を支える有機化学の貢献と役割 三坂 巧 池上 高志 森 貴裕 農学部 教養学部(物理部会) 薬学部
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