初年次ゼミナール理科 授業の目標・概要 スマートフォンやパソコンなど、身の回りには数多の電子機器があり、私たちの生活を支えています。このような科学技術の発展には、物理学が大きな役割を果たしてきました。例えば、半導体の進歩には、数式や物理像による動作原理の理解や新技術開発が不可欠です。また、省エネルギーの鍵となる超伝導現象は、実験的・理論的研究によって機構の解明が進み、今やその発現温度は室温に到達しつつあります。 本授業では、物性物理学とその基礎となる数学を学びます。後半では、4-5人のグループに分け、物理に関するテーマを設定し、グループワークを行います。受講者間の討論や文献検索を通して内容を理解し、背景、意義、目的、解説、展望をまとめ、プレゼンテーションによって他の受講者にわかりやすく伝える手法を学びます。 出席や発表など総合して評価する。 成績評価方法 授業のキーワード 物理学、問題発見・解決型、相互学習、グループワーク、サイエンスコミュニケーション 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 本事業では、計算機を使って量子化学計算を行ってもらう。課題を少人数のグループで解いてもらい、得られた結果をスライドにまとめてもらい、授業の最後に発表してもらう予定である。本授業を通し、研究の進め方の初歩について学んでもらう。 授業の出席、授業の最終日に行う発表などにより総合的に判断する。 成績評価方法 授業のキーワード 量子化学、計算機、化学反応 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 生物は分子の集合体です。低分子の化学物質からはじまりタンパク質などの高分子を経て、細胞・組織・器官の階層を持つ個体が構成されます。生物の営みを理解するためには、絶妙にオーガナイズされた細胞・組織内に存在する無数の生体分子の機能を知る必要があります。 例えば、微生物や植物は極めて多くの低分子化合物を生産しますが、その生物学的な意味については、まだ解らない物が多く存在します。我々動物は、それらに良くも悪くも影響を受けたり、利用したりしているわけです。これら天然物の持つ生物活性や作用点となるタンパク質との関係性などを科学的に解き明かすことで、持続的な次世代農業につながる新たな技術開発も可能となります。 本ゼミナールでは、参加する学生が複数人でグループを作り、前半では動物・植物・微生物が作り出す生体分子に着目し、その関連研究論文を読み解く事で生物を理解するための科学的な考え方を学びます。また、他者にわかりやすいプレゼンテーションを作成するという作業を通じ、科学と社会をつなぐサイエンスコミュニケーションについての理解を深めます。 後半においては、農学部・生命化学・工学専修(化学・工学)で展開されている最先端の研究を紹介・見学し、環境、食糧、健康、農業などから問題・課題を設定、生体分子の機能を利用した解決方法などを提案・プレゼンテーションします。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、生命科学、生体分子、タンパク質、生物活性物質、バイオテクノロジー 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31531 金 1 31549 金 1 31571 金 1 物理のための数学ゼミ 計算機の中での分子設計 生物の生き様を支える多様な生体分子 上田 健太郎 横川 大輔 岡田 憲典 工学部 教養学部(化学部会) 農学部
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