2024Sシラバス
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授業の目標・概要 (本ゼミの概要と目的) 初年次ゼミナール理科 我々の身の回りには様々な「分子」が溢れており、様々な興味深い物性を示す。分子の集団が示す物性を決定づけているのは、分子の個性とそれらの間に働く相互作用である。分子の構造(形と電荷分布)に応じて、様々な相互作用(ファンデルワールス力、水素結合、静電相互作用など)が知られている。本ゼミでは、分子の構造とそれらの間の相互作用の関係を理解し、どのようにして物性や機能が発現するのかを学ぶ。 (本ゼミの目標) 1.分子の構造(形と電荷分布)を決定する化学結合の基礎について理解する。 2.分子間の相互作用の種類と物性・機能との関係について学ぶ。 3.プレゼンテーションの基本的なスキルを学ぶ。 4.少人数でのディスカッションに慣れる。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 授業のタイプ(「問題発見・解決型」)、学術分野(化学/物理)、授業のキーワード1 分子構造、授業のキーワード2 分子間相互作用 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 大学での標準的な数理科学の立場から観ると,高等学校までの数学に於いて極限と連続性や微分積分の取り扱いはやや直観に頼ったものであり,大学での学問としての数理科学ではこの分野は厳密な理論が展開される.「数理科学の立場から厳密に記述された微分積分学(解析学の初歩)の文献の実数,極限,連続性等に関する部分」を受講生が輪講する事により,この分野に関する理解を深める事を目標とする.この科目は,受講生による発表形式で行うので,受講生が能動的に学習し発表内容を他の人に説明する能力を身に付ける事も目標とする.この分野の能動的な学習を通して,数理科学的な思考力を養う事も目標である. 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します. 成績評価方法 授業のキーワード 文献輪講型、数理科学/解析学、実数、極限、連続性、イプシロン・デルタ論法 教科書 ガイダンス 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 宮島静雄 共立出版 出版社 978-4-320-01713-9 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 動物は地球上で最も多様性の高い生物群のひとつである。動物は深海底から高山に至るまで様々な環境に適応して多様化し、その全種数は770万種にも達するとも言われる。動物の形態は多様で、神経系や消化器官を欠き体制が単純な海綿動物から、我々のように高度に発達した脳と内骨格系など複雑な体制をもつ脊索動物まで様々である。こうした動物界の多様性がどのようにして進化してきたかは、生物学の重要な研究テーマであり、様々な手法を用いて多面的に研究されている。 本授業では、「動物の多様性」をテーマとして、1)最新の研究成果を学び、2)野外実習を通じて身近な動物の多様性を観察し、3)各自が関心のある課題について調査し、その結果について発表、議論する。授業は二部構成となっており、前半では「動物の表現型の発生と進化」を、後半では「動物の種レベルの多様性」に注目して、それぞれで講義、野外実習、研究発表、議論を行う。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード フィールドワーク型、、問題発見・解決型、生物/動物、進化、多様性、、野外実習、グループワーク 教科書 ガイダンス 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構 Educational Transformation 部門・若杉桂輔・宮島 謙編 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 原子や分子の間に働くさまざまな相互作用 31594 火 4 31595 火 4 31596 火 4 微分積分学I 科学の技法 第2版:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 解析学の基礎 動物の多様性を研究する 佃 達哉 下村 明洋 上島 励 理学部 理学部 理学部

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