2024Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 授業の目標・概要 現代の人工知能(AI)の中心的な技術のひとつである「強化学習」についてPythonで実際にプログラミングしながら学びます。具体的には、簡単なロールプレイングゲーム(RPG)のAIを作成することを通して、マルコフ決定過程、Q学習、線形回帰、ニューラルネットワークといった、強化学習に関係する基礎概念をハンズオン形式で学習します。 出欠、授業への参加意欲など 成績評価方法 授業のキーワード プログラミング、Python、人工知能、強化学習、機械学習 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 すでに高校の物理で習ってきたように、目の前のものから、天体に至るまで世にあるものは力学に関する物理法則にしたがって動いている。ニュートンにより提唱 された力学の法則は数学的表現では、時間に関する二階の微分方程式の形をとり、ものをうまく動かすために、その微分方程式に基づく「動的な性質」を理解し 取り扱うことが重要になる。ものの「動的な性質」に着目して対象をモデル化し、状態を計測し、リアルタイムに情報を処理して、入力をうまく決め、「思った ように物を動かす」一連の手法を制御という。ここでは、倒立振子という、そのままでは倒れてしまうものを例題に、上手にものを動かすモーションコントロー ル=運動制御について、グループでの議論、数値計算、実験を通じて学び、数式に基づいて論理的に考えることの大切さを体験することを目的とする。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 授業のタイプ 実験データ解析型、学術分野 工学/ 電気電子工学、ロボット、車両、動的システム、運動制御 教科書 ガイダンス 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構 Educational Transformation 部門・若杉桂輔・宮島 謙編 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 授業の概要: フッ素系有機・高分子材料は、他の高分子では発現し得ない撥水撥油性、耐熱性、低誘電率をはじめとする様々な材料特性を示し、化学・半導体・電子機械・医療分野など様々な分野で不可欠な役割を果たしている。その一方、近年では、一部の有機フッ素化合物は、健康被害への恐れが懸念されている。豊かで安全安心な社会を実現していく上では、材料の有用性と危険性を科学的に正しく理解し、活用することが重要になる。本講義では、フッ素系有機・高分子材料を題材として、データに基づき身の回りの材料と環境問題に関する理解を深めた後、今後の材料のあり方に関する課題をグループで設定する。 授業の目標: 解決すべき問題に対して自ら課題を設定し、解決法を提案する主体性を育成する。 グループによる課題設定、進捗状況の共有、プレゼンテーションの実施、質疑応答といった共同作業のスキル、および、グループワークにおける主体的な関わり方を身につける。 自然科学の研究技法を通じた論理的思考法・批判的思考法、建設的な議論の組み立て方を身につける。 出席およびゼミナールにおけるプレゼンテーション、ディスカッションへの参加を総合的に評価する。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、有機フッ素、化学、環境 教科書は使用しない。/Will not use textbook 教科書 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 ガイダンス 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31513 水 4 モーションコントロール入門---ロボットや車31514 水 4 31515 水 4 フッ素系有機・高分子材料について考える Pythonで学ぶAI入門 両を上手に動かす科学 科学の技法 第2版:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 鶴岡 慶雅 古関 隆章 川口 大輔 工学部 工学部 工学部

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