2024Sシラバス
60/478

初年次ゼミナール文科 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 この授業では、国際社会が直面している地球規模問題群のうち、国連の「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」に指定されたものについて、現状やこれまで(SDGs制定以前含む)の国際的取組、その思想的背景など多角的に検討し、各自がこれらの問題に対するさまざまなアクターの取組について「問題」を設定して「検証」を行い、それを論文にまとめる。国際関係論や国際機構論、開発に関する学術論文だけでなく、国際機関の文書や報告書など、さまざまな種類の資料の探し方や使い方についても学ぶことになる。 【学術分野】国際関係 【授業形態】ディシプリン型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する 成績評価方法 授業のキーワード SDGs、民主化、平和、開発、国際機関、NGO 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 この授業では、人文・社会科学系のテクスト(日・英)の講読を通じて、文献の読み方の基礎を学ぶ。今年のテーマは「味覚/Taste」。授業では、久野愛『視覚化する味覚』(岩波新書、2021年)をはじめ、教員が作成したリーディングリストにもとづき、複数の文献の読解と議論を行なう。 本ゼミナールは、文献講読という具体的な実践を通じて、今後の大学生活において必要な道具やノウハウを能うかぎり伝えることを試みたい。そのため、授業の序盤にあたる第3・4週目においては、教員およびTAが講読において留意すべき点をなるべく丁寧に示したいと思う。 第5週目からは、各章ごとに担当者を決めて、各種文献を精読する。参加者には割り当てられた課題の遂行と、授業中の発表・討議への積極的な参加が求められる。以上を通じて学術的な調査方法の基礎を身につけることが、本授業の最大の目的である。 【学術分野】哲学・科学史 【授業形態】文献批評型 出席、発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 成績評価方法 授業のキーワード 食、味覚、趣味、美学、感性論 教科書 ガイダンス 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 久野愛 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31760 水 3 31761 水 3 SDGsについて考える 味覚──学問的・批評的考察 視覚化する味覚 岩波書店 9784004319023 940円+税 岡田 晃枝 星野 太 教養教育高度化機構 教養教育高度化機構

元のページ  ../index.html#60

このブックを見る