2024Sシラバス
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授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 陶淵明・李白・杜甫などの詩人・作品について,感想文や引用の羅列でない,学術的な(小)論文を書くことを目標とします。資料の検索方法や適切な引用方法,工具書の使用方法,論理的な読解方法など,古典文学研究に必要なスキルを学んでいきます。中国語を履修(予定)していなくてもかまいません。 【学術分野】国文・漢文学 【授業形態】文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する 成績評価方法 授業のキーワード 漢詩、漢文、漢文学、古典、翻訳 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 ここでは、現代世界の形成に大きく影響したとされる「冷戦」に注目し、その中心的事例として、冷戦期最大の事件であり、人類が破滅の瀬戸際に立たされたとされる1962年キューバ危機を特に扱う。昨今ではウクライナ危機や台湾をめぐる懸念、米国のリーダーシップの揺らぎといった問題が注目を集めているが、こうした世界の現況や将来を見極める際には、冷戦に関する見識が不可欠である。平和と戦争をはじめ、国際関係や世界史全般に興味がある人を広く歓迎する。日本語の課題文献や英語論文を丹念に読み込み、一次史料に触れ、調査や発表を行い、グループワークを主体的に進めることを期待する。総じて、大学で求められる研究水準を理解し、それに必要なノウハウを学ぶことが基本的な授業の目標である。また副次的効果として、第二外国語を学ぶことでどういう研究が将来できるのか、それがなぜ重要なのかを知る契機となれば幸いである。 【学術分野】国際関係史 【授業形態】ディシプリン型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する 成績評価方法 授業のキーワード 国際関係、歴史学、冷戦、一次史料、キューバ 教科書 ガイダンス 授業中に指示をする。/Will specify at class time 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31754 金 3 31755 金 3 中国古典詩(漢詩)を読み解く グローバル冷戦研究への招待 ーキューバ危機を事例にー 田口 一郎 上 英明 教養教育高度化機構 教養教育高度化機構 初年次ゼミナール文科

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