授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 この授業では、植民地支配下でインドの民族運動を進めたバール・ガンガーダル・ティラク(1856-1920年)に注目し、彼が日本海軍に寄付したことを示す領収書を主史料とする。関連史料や関連研究を読み解く中で、この史料の研究上の意義を考える。この作業を通じで、史料を読解し、その歴史的意義を見出す手法を学ぶ。多言語・マルチアーカイブズの手法を理解する。授業では、英語および日本語の史料・先行研究文献を読解する。 【学術分野】歴史学 【授業形態】ディシプリン型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 成績評価方法 授業のキーワード 歴史学、史料読解・分析、インド民族運動、19-20世紀の国際関係、バール・ガンガーダル・ティラク 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 誰であれこの世界を世界観ぬきに見ることはできない。自分自身の世界観を認識し問い直すきっかけとして、この日本で共有されてきた世界観とその変容のありようを問おう。 具体的には、各時代に作られた図像や歴史書、文学作品の中から調査研究の対象を選択し、ていねいな分析を試みることでその世界観・世界像を把握することを目ざす。 参加者は古代、中古、中世、近世、近代の五つの班に分かれて、図像や文献の分析を基本として各時代に提示された世界観・世界像を調査し報告してもらう。 各人が行う調査、報告、議論の中で、上記アカデミックスキルを学ぶこともできると考える。 【学術分野】社会・社会思想史 国際関係 歴史学 国文・漢文学 文化人類学 人文地理学 【授業形態】文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と最終論文とで判断する 成績評価方法 授業のキーワード 世界観、日本人、思想史、テクスト解釈 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31744 金 1 歴史学研究入門 〜インド近代史を対象に 31745 金 1 「日本人」の世界観とその変容を問う 小川 道大 徳盛 誠 東洋文化研究所 留学生相談室 初年次ゼミナール文科
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