2024Sシラバス
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授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 国際法及び国内法を対象として、文献読解及び個人による調査と報告を通じて、法的なものの見方、考え方を実践的に身に付けることを目的とする。具体的には、前半3回分の授業時間を使い、教科書と論文の違い、論文/判決の読み方と要約の方法について受講生に発表してもらいつつ解説する。残りの授業は各受講生の調査・報告に充てる。調査・研究報告は、国際法・憲法・民法などの法分野(その他の法分野も可)につき受講生が自らの関心に応じて任意の論点を取り上げて行うものとする。授業内で各受講生がそれぞれ報告を行い、小論文を各個人が執筆する。 【学術分野】法・政治 【授業形態】ディシプリン型 文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する 成績評価方法 授業のキーワード 法学、国際法、憲法、民法 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 この授業では、「個」とは何か、人間とは何か、存在とは何か、といった根本的な問いに挑む。これらの問いは、哲学的に重要な問いであるだけでなく、ジェンダー論や政治、社会について考えていくためにも非常に重要であることは言うまでもない。 ただし、何の手掛かりもなく思考することは難しいため、この授業では、坂口ふみ著『〈個〉の誕生』という本を全員で通読し、それを手掛かりとして、「個」とは何かという難問に挑んでいきたい。 『〈個〉の誕生』は思想史の名著として知られるが、入学したばかりの一年生にとっては読み通すのに根気の要る本である。全員で時間をかけて読んでいくことにより、今後の大学生活で必要な、学術書を読み込む力を身につけることができる。 【学術分野】哲学・科学史 【授業形態】文献批評型 出席、発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 成績評価方法 授業のキーワード 個、思想史、キリスト教、ヨーロッパ史 教科書 ガイダンス 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 坂口ふみ 岩波書店 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31795 木 3 31796 木 3 法的な考え方を学ぶ 「個」をめぐる思想に挑む 〈個〉の誕生 新谷 里美 細川 瑠璃 教養教育高度化機構 教養教育高度化機構 初年次ゼミナール文科

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