2024Sシラバス
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グループ3 1年 文一二(8,12,14,17)文三(10,12,14) 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 2024年に初版刊行から250年の節目を迎えるゲーテの『ヴェルタ―』。ゲーテ生誕275周年とも重なる今年、ドイツ語圏ではこの作品の歴史的意義を問い、現代の視点から読む試みが多く計画されています。 250年も前に発表されたゲーテの初期作品は、現在の私たちにとってどんな意味や価値を持つのでしょうか?このゼミナールでは、ゲーテの書簡小説『ヴェルタ―』にさまざまな視点からアプローチすることで、大学での「文学研究」の一端を紹介するとともに、参加者との議論を通して、この作品の歴史的価値や現在に通用する意義を明らかにしていきたいと思います。 【学術分野】ドイツ文学 【授業形態】文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 成績評価方法 授業のキーワード ドイツ文学、翻訳をめぐる問題、ゲーテ、『若きヴェルテル(ヴェルタ―)の悩み』 教科書 ガイダンス 授業中に指示をする。/Will specify at class time 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31776 火 3 ゲーテの『若きヴェルテル(ヴェルタ―/ウェルテル)の悩み』を読む 石原 あえか 教養教育高度化機構 初年次ゼミナール文科

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