2024Sシラバス
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授業の目標概要 皆さん、これから人類はどのように地球上で生きていったら良いと思いますか?本講義は、そんな疑問を持った学生の成績評価方法 教科書 ガイダンス 授業の目標概要 アリストテレスは「ニコマコス倫理学」で、「主題に応じて厳密さの程度を使い分けることは、教養ある人間の証であり、成績評価方法 教科書 ガイダンス 時間割コード 31680 時間割コード 31706 開講 地球医のすすめ S :タネ蒔く農学部有志 開講 S 証明と計算機 皆さんと一緒に、農学の観点から地球の未来を考えることを目標としています。 『農学』とは、有限な資源を前提として、人類の安定した生存と心地よい生活に貢献する「実学」です。生物が生息している空間は、すべて農学がカバーすべき学問領域であり、分子、細胞、組織、個体レベルは言うまでもなく生態系、そして地球レベルに至るまでが、研究対象となっています。農学では、自然科学だけではなく、社会・経済学、そして人文学の手法も動員して、総合科学的に問題を捉える必要があります。 人類は誕生以来,微生物,植物や動物,鉱物など,地球上のあらゆる「もの」を利用して生きてきました。この活動は人類の生活を豊かにすると同時に,経済価値を優先した産業開発が,私たちのかけがえのない地球に大きなダメージを与えてきたことは、皆が認めるところだと思います。この危機に行政的には、生物多様性の観点から「愛知目標」や「科学と政策の統合(IPBES)」、人間活動の観点から「持続可能な開発目標(SDGs)」などが設定されました。人類の衣食住を多方面から支えてきた学問領域『農学』においても,持続可能で環境調和型の科学技術の確立が喫緊の課題となっています。そういう意味では、ヒトを含めた生物の共存共生のため、地球上の生物資源を利用することで起こした問題を俯瞰的に洗い出して,総合科学の力で解決していくことが、「農学」の使命といえます。こういう観点から、農学部では、100年後の地球を考える、One Earth Guardians育成プログラムを推進しています。 農学部は多くの専修や専攻、附属施設から構成されています。この講義は、農学部の広報室メンバーの教員を中心に、農学部教員の有志が担当します。本講義では、生物の共存共生に今後我々人類が何をしていくべきかを抽出した後、いろいろな専修・専攻・附属施設の教員が、それぞれの課題の解決法につながるような農学領域の情報を提供し、これを基に出席者が農学を通じて地球のために何ができるかを考え、議論、解決法を提案することを最終ゴールとしています。 ------------------------------------------------------------------------------- ※このゼミは以下の日程で行われる農学部合同説明会への参加を予定しています。 【日程】2023年4月18日(木)18:45~19:45 @駒場キャンパス1313教室もしくは1323教室を予定(教室の確定は3月下旬頃) ------------------------------------------------------------------------------- 出席と意見交換、提案の策定 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 数学でいい加減な証明を認めるのは、修辞学に厳密性を求めるのと同じくらい愚かなことである」と言った。 しかし、数学における「厳密な証明」の概念は時代とともに変化している。現時点で最も厳密だと考えられている概念として形式的証明(formal proof)があるが、高度な厳密性の代償として、自明に思われる主張の証明も長大なものになる。従って、数学をこのレベルで厳密に記述するには、計算機の使用がほぼ不可欠になる。 このゼミナールでは、計算機を用いた形式的証明について学ぶ。 発表を中心とした授業への参加による。試験やレポートは課さない。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook Jeremy Avigad, Leonardo de Moura, Soonho Kong and Sebastian Ullrich, with contributions from the Lean Community Theorem Proving in Lean 4 特に行わない。/Will not conduct guidance 講義題目 講義題目 担当教員 高橋 伸一郎、吉岡 拓如、乃田 啓吾、加藤 洋一郎、萬木 孝雄、福田 良一、五十嵐 圭日子、岩田 洋佳、樋口 洋平、関澤 信一、永田 宏次、潮 秀樹、田中 智、橋本 禅 担当教員 植田 一石 所属 農学部 金 2 所属 数理科学研究科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 金 2 2 1年 文科 理科 2年 文科 理科 全学自由研究ゼミナール

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