2024Sシラバス
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時間割コード 31734 時間割コード 31726 成績評価方法 教科書 ガイダンス 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 授業の目標概要 インターセクショナリティ(intersectionality)とは、人種やエスニシティ、ジェンダー、セクシュアリティ、階級、障害といったさまざまな権力関係の「交差性」を指し、これらが人びとの関係や日常的な経験に対してどのように影響を及ぼすのかを検討する概念であり、分析ツールでもある。 近年、インターセクショナリティは英語圏だけでなく日本でも関心を集め、学術雑誌や記事の特集、専門書の翻訳などが相次いでいる。しかし英語由来の概念を日本に「応用する」ことへの批判、分析ツールとして「不十分である」とする批判、さらには不理解や誤解に起因する不適切な「利用」も少なくない。 このゼミでは、人種やエスニシティ、階級、ジェンダーやセクシュアリティの交差的な相互作用と格闘してきたブラックフェミニズムの運動や思想を手がかりに、インターセクショナリティの来歴を確認するところから始める。次に、インターセクショナリティの学術領域における展開に注目し、資本主義とレイシズムや〈ヘテロ〉セクシズムの交差性を批判的に探求する論考を読み解く。最後に、インターセクショナリティを取り入れた日本の研究成果を検討する。これらをとおして、単一的で普遍的な「主体」を想定したりシングル・イシューの政治を志向したりするのではなく、さまざまな権力関係がいかに相互に連関し合っているかを認識し、社会正義を実現するためのラディカルな思考力を養う。 授業に対する貢献度(発表やディスカッションへの参加)と期末レポートを総合して評価する。成績評価の割り当てはそれぞれ50%とする。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 成績評価方法 教科書 ガイダンス 授業の目標概要 「こまとちゃんゼミナール」は、教養学部生のホームライブラリーである駒場図書館を活用しながら、大学での学習、研究はもちろん社会に出てからも役に立つ、情報の検索収集、そして活用の技術を身に付ける為の授業です。駒場図書館や情報システム部の協力のもと、大学図書館の様々な機能や学内で利用できる膨大な情報リソースの使いこなしを、グループワークを含む課題実習を通して学びます。 また講義や図書館見学などを通して、図書館という施設や制度自体についての理解も深めることが目指されます。 学期の終わりには、授業で磨いた情報検索・収集スキルを活かして、駒場図書館所蔵の資料を発信する実習を行います。駒場図書館内の展示スペースをお借りして、会期2週間ほどの展示企画(公開)の開催を目指します。 出席状況、授業への貢献度、成果課題の内容によって合否判定を行う。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 S インターセクショナリティ概論 開講 こまとちゃんゼミナール S ~駒場図書館で学ぶ大学生のための情報検索・収集・発信スキル 【教室】 KOMCEE EAST 3階 教育開発用実験室 Google Map: https://goo.gl/maps/dmcwqNjYiUmNuvW88 【問い合わせ先】 kashima+salon@g.ecc.u-tokyo.ac.jp 【授業ホームページ】 URL:https://www.isaokashima.c.u-tokyo.ac.jp/news_archives/0010Salon2024S SalonQへの回答・提出と発表により総合評価する。80点以上で合格。 ━━━━━━━━━━━ 項目(点) ┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄ SalonQへの回答・提出(50) 発表(50) ─────────────── 合計 100 教科書は使用しない。/Will not use textbook 講義題目 講義題目 担当教員 福永 玄弥 教養教育高度化機構 木 3 担当教員 山上 揚平 教養教育高度化機構 木 4 所属 所属 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2 2年 文科 理科 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2 2年 文科 理科 全学自由研究ゼミナール

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