1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 本講義では,宇宙の起源,物質の起源,生命の進化,情報と人工知能などの現代科学のフロンティアを,最前線の若手研究者が数理科学という切り口で俯瞰する.授業担当教員がモデレータとなり,理化学研究所の若手研究者をゲストに招き,以下の話題を議論する.ゲスト氏名と話題は,松井千尋 「対称性から見る世界ーミクロからマクロへー」,田中章詞 「機械学習入門」,坂崎貴俊 「大気変動の数理」,金澤輝代士「確率論と統計物理学,経済物理学」,ジェフリー・フォーセット「生物のゲノムと進化」,本多正純 「量子コンピュータを使ってみよう」,日下部佑太「複素解析学における剛性と柔軟性」 である. 出席の把握のため、毎回、質問感想等をミニレポートとして提出してもらう。出席状況により合否を評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 水 5 S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 水 5 S 時間割コード 時間割コード 学術フロンティア講義 31703 成績評価方法 教科書 ガイダンス 31798 授業の目標概要 概要: 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 数理科学の研究フロンティア:宇宙、物質、生命、情報 開講 講義題目 デジタル空間社会における研究と社会実装最前線 都市や森林・海洋などの空間を、IoTデバイスや衛星データなどの多様でダイナミックな時空間データに基づき理解することができるようになってきています。本授業では、こうした時空間ビッグデータに関連する分野横断的な学術研究の最先端に触れ、社会を取り巻く課題に対して、データを軸に多角的なアプローチで検討する視点や俯瞰的な思考力を取得することを目的とします。 目的: 複雑化・多様化する社会の諸事象の関係性を様々なデータを用いて分野横断的かつ俯瞰的に捉え、新たな視点での課題解決へのアプローチを導出する力が求められるようになってきます。そのために、本授業では、空間情報を用いて地球環境や都市環境をどのように捉え、また空間をめぐる様々な課題にどのようにアプローチすることができるのかを学びます。都市社会や自然環境の変動、自然災害、農業、経済、公衆衛生など多様な研究領域での最新の研究成果や社会実装の最先端に触れます。空間情報を軸とした具体的なアプローチや解決手法を学び、データ駆動型の思考法や新たな視点を取得することは、今後、環境や都市、社会基盤等の諸問題について自ら問いを立てて、またその問に対するアプローチを考える上で活きることでしょう。 目標: -- デジタル化など社会を取り巻く変化や、デジタル空間社会実現に向けた可能性、課題や複雑性について理解する -- さまざまな空間情報を収集し、それらを分析し、問いに対する答えを導くまでのアプローチを理解する -- デジタル空間社会データの可能性や限界、課題を理解した上で、データに基づいたアプローチに関する問を立てたり、その問に対するアプローチに関する自分の意見や考えを発展させることができる 学生は4回、講義に関する小レポートの提出が求められます(好きなものを4回選んで頂き、感想をA4 1頁以上書く。サマリーではなく、感想ですので御注意ください)。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 講義題目 関本 義秀、渡邉 英徳、上田 宏生、中村 和彦、伊藤 恵理、横矢 直人、大津 優貴、稲田 晴彦、栗栖 大輔、 小林 博樹、鎌倉 夏来、出口 敦、 小泉 秀樹、布施 孝志、樋野 公宏、 田浦 健次朗、佐藤 洋一、 川崎 昭如、木村 伸吾、山崎 俊彦、今須 良一、小島 茂明 担当教員 河東 泰之 担当教員 所属 数理科学研究科 所属 デジタル社会空間連携研究機構 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 2 2
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