宗教文化研究の多様なアプローチと書評セッ31778 火 1 31779 火 1 グループ2 1年 文一二(10,19,26-27)文三(7,9,13) 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 宗教文化を研究する際、哲学や思想研究、歴史学や人類学、社会学や心理学など人文社会系の多様な学問分野からの複合的なアプローチが駆使されている。この演習では、受講生と最新の研究論文を読みながらそうしたアプローチの多様性に触れ、各自書評という形式で小論文を作成することを目指す。 【学術分野】宗教学宗教史学 【授業形態】文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 成績評価方法 授業のキーワード 宗教学、宗教研究、宗教文化、文献講読、書評、論文執筆 教科書 ガイダンス プリントを配布する。/Will distribute handouts 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 文化人類学は、数年に渡るフィールドワークに基づいて人びとの生活について学び、その学びをもって自らの生の基盤を問い直し、これまでにない思考のあり方を導いていく学問分野です。 20世紀に実施された文化人類学の重要な研究の多くは、アフリカ、オセアニア、ラテンアメリカ、アジアといった非西洋において行われてきました。そこで重視されてきたのは、言語も常識も異なる人びとの生のあり方を、可能な限り臆見を廃して記述・分析・説明するための方法の洗練でした。近年は、この方法をより自覚的に応用することにより、ヨーロッパや北アメリカ、それに日本国内の様々な現場(医療施設、科学実験室、企業etc.)を対象とする研究も増えてきています。また、例えば医療やアートの現場でも、文化人類学的なフィールドワークという方法への注目が高まってきています。 文化人類学のフィールドワークが数年を費やすものである以上、この授業を履修しただけでフィールドワークのやり方をマスターすることはできません。しかし、その一端に触れておくことは、文化人類学という学問分野の枠を超えた重要な意義を持っています。 そこで、この授業では、(1)各自が自身の経験や身の回りのことがらからテーマを見つけ、(2)関連する文献と結びつけて思考した上で、(3)それまでとは異なる新しい気づきを文章の形で説明するというプロセスを経ることによって、文化人類学におけるフィールドワークという方法の一端を実際に体験してみることを目的とします。 なお、この授業ではグループワークや教室外での作業を部分的に取り入れながら行いますが、本格的なフィールドワークの実施を受講生に求めることはありません。 【学術分野】文化人類学 【授業形態】フィールド型 文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する 成績評価方法 授業のキーワード フィールドワーク、民族誌、具体と抽象の往復、力、記述 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 ション フィールドワークに触れる 西村 明 浜田 明範 文学部 教養教育高度化機構 初年次ゼミナール文科
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