時間割コード 30834 時間割コード 30368 時間割コード 31117 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 S 統計物理学 開講 授業科目名 S 現代物理学 開講 授業科目名 S 物理科学Ⅰ(文科生) 守田 佳史 統計物理学 統計物理は, 自然界の身近なマクロな現象をミクロなレベルから解き明かす,現代物理学の基礎的な学問である. 鉄は何で磁石に引かれるのだろう?ゴムは良く伸びるけど,手を離せばもとに戻ってしまう, そんな身近な疑問も, 分子, 原子, 電子といったミクロな構成要素が 無数に集まって統計的にどう振る舞うかを定式化すれば 簡単明瞭に理解することができる. 熱力学では抽象的なマクロ変数をもとに熱平衡という概念を扱った. その際にエントロピーという一見正体不明の物理量が出てきただろう. ところが統計物理の言葉では, そのエントロピーの正体も少数の原理を仮定するだけで, 実に明快に定義することができるのである. また最近、多くの場面で話題になる機械学習やデータ解析、量子情報などで扱われる話題は、統計力学的な素養と深い関係にある. 本講義では, 統計物理の枠組みを初歩から理解し, そのうえでゴムや磁石などの問題を具体的に取り上げ, 物理学の面白さを知ってもらい, また物理的なものの見方を理解してもらうことを目標にする. 定期試験をもとに評価する。場合によってはレポートを学期内に課すこともある。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 複素解析と物理学 「虚数」を含む複素数を考えることによって複素解析という美しく豊かな数学が生まれる。 人間が直接観察できる現象は自然数や実数で表現されるようにも思われるが、量子力学に代表されるように、物理学でも複素数が本質的に重要となる。本講義では、複素解析のさまざまな応用を通じて物理学のいくつかの興味深いトピックを議論する。 なお、2022年度と2023年度の「現代物理学」は立川裕二氏(Kavli IPMU)が担当したが、今年度は2017〜2019、2021年度に続き押川が担当する。 レポート提出による。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 理論物理学の技法 理論物理学の技法を実験結果の理解および(量子)デバイス操作を念頭に学ぶ。 その過程でサイエンス、とくに古典/量子物理の基礎を身につける。 そして現代(そして未来)のテクノロジーとの関連も議論する。 基礎から学ぶので予備知識はなくても入り口にはたてます (が、その場合、その先ではそれ相応の自習も要求されます)。 成績は数回のレポートをベースに決定する (ので、期末テストは行わない予定です)。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 担当教員 堀田 知佐 担当教員 押川 正毅 担当教員 所属 物理 所属 物理 所属 物理 曜限 木 1 曜限 火 2 曜限 金 2 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 2年 文科 総合科目E 物質・生命
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