2024Sシラバス
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時間割コード 31458 時間割コード 31476 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 S 看護学概論Ⅰ 開講 授業科目名 S 環境と生物資源 生きることを支える科学 高度に医療技術が発展してきた現代社会では、逆説的ではあるが、疾患を抱えたまま生活する者は多くなり、また、健康への様々なニーズが顕在化してきている。このような社会では、従来の医学モデルでは解決できない様々な課題が生じ始めてきている。特に少子高齢化が高度に進んだ日本においては、この社会を看護学モデルで扱い新たな対処方法を構築することに対する社会的期待が高まっている。つまり、生きることを支える学問である看護学は、人々の健康問題を、身体的、精神的、社会的、霊的に捉えることで、より人々に適合したケアを提供することが出来る。本講義では、看護学の概要と特徴を提示し、今日的な健康問題を解決するための最新の研究成果を紹介することで、今後の看護学発展による国民の健康向上への道筋を議論する。 各回の授業への出席および各回で提示するレポート課題より評価する。 成績評価対象となる条件は、レポートが授業全13回中9回以上提出されていること。 【出席評価】履修登録期間中の授業(第1回、2回)は遅刻・欠席の場合も出席点は減点対象にならない(出席点の評価は第3回以降の授業で行う)。 【レポート評価】毎回の授業内で提示される小レポートにより行う。レポートは授業に出席した回に限り提出することができる。課題内容および提出方法の詳細は、授業内で各授業担当講師が説明する。原則として、UTOLでの課題提出、提出期限は 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 生物多様性と保全 いま、地球環境は激変の時代にあり、生態系の劣化や生物種の絶滅が急速に進んでいる。これは我々人類にとっても重大な問題となっている。水、土、大気、食糧、どれをとっても我々の生活に不可欠であり、そうした「自然の恵み」を抜きにして人類の将来を語ることはできないからである。本講義では、特に生物の豊かさを意味する「生物多様性」に焦点を当て、それが維持されている仕組みや、劣化の実態とその背景要因、生物多様性の保全や再生、そして持続的な利用の在り方の視点から、生物と人間社会の関係性を語る。 具体的には、最初の2回で講義全体の枠組みを概説した後で、生態学の基本理論に基づいた生態系のダイナミズムを紹介する。次いで、海、山、里山といった現場に焦点を当て、それぞれの生態系の構造や機能、そこで起きている諸問題とその解決法を紹介する。そして最後には、生物多様性の価値について、それが生み出される仕組みも含めて「生態系サービス」の観点から論じる。 レポートに出席点を加味 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 宮下 直・瀧本 岳・鈴木 牧・佐野光彦 生物多様性概論:自然のしくみと社会のとりくみ 朝倉書店 特に行わない。/Will not conduct guidance 担当教員 仲上 豪二朗、麦田 裕子、高橋 聡明、阿部 麻里 宮下 直、安田 仁奈、鈴木 牧、藤田 剛、瀧本 岳 所属 医学部 担当教員 所属 農学部 曜限 木 5 曜限 水 5 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 総合科目D 人間・環境

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