2024Sシラバス
307/478

時間割コード 30359 時間割コード 30798 時間割コード 31467 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 S 世界史論 開講 授業科目名 S 世界史論 開講 授業科目名 S 世界史論 世界をいかに語るか――西洋史から考える この授業では、時間や空間の概念がめざましく変化する16~19世紀ヨーロッパ(とくにイギリス)の事例を中心に、過去の人びとが自らの世界をいかに認識し、記述したかを考える。世界を知ろうとする知的探求(自然誌、驚異、探検など)から、世界を把握しようとするなかで進んだ世界の数量化や視角化、移動に伴う世界認識/自他認識の変化まで、さまざまなトピックを取り扱う。これらを通じて、世界を語るという行為の歴史を考えることをめざす。 平常点と期末試験によって評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 中央ユーラシアの諸帝国──モンゴル帝国と近世帝国 近代以前の世界史の主な舞台となってきたのはユーラシア大陸である。その内陸域すなわち中央ユーラシアに住まう遊牧民とオアシス民こそが、世界の各地域を結びつけるとともに、地域を超えて世界史を動かしてきた。本講義では、東西交渉史の枠組みや、「中国やヨーロッパの周辺の異民族」といった見方からではなく、中央ユーラシアに視座を置いたユーラシア世界史の観点に立って、その最高潮期であるモンゴル帝国とそれに続くティムール帝国~大清帝国などの諸国家について概観する。それを通して、世界史理解の刷新をはかるとともに、「帝国」「国民国家」という国家形態についても理解を深める。 期末の論述試験を主とし、講義中随時課す小テストなどを加味して判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 近代世界とアジア・日本 本講義では、16世紀以降の近代世界の諸相を検討しながら、グローバル化時代の現代に生きるわれわれにとって、世界史とは何かということを考える講義を展開します。15世紀末から、アメリカ大陸を含めた世界の一体化が急速に進展しました。モノや人、情報がグローバルなスケールで移動し、人々の生活が大きく変化し、現在のわれわれの住む社会を生み出していったのです。本講義は近年盛んとなっているグローバル・ヒストリーの立場から近代世界を考察し、その中でグローバル・ヒストリーだけでなく、東洋史や西洋史、日本史といった歴史学の諸分野の意義を考えてみたいと思います。 本講義は、いずれ文学部に進学し、東洋史、西洋史、日本史といった歴史研究を志す学生にはもちろん、社会科学や自然科学を専門とするも、とくに長期的な視点に立って現代を考えようとすることに関心のある学生にも有意義なものとなるでしょう。 期末レポート(80%)およびリアクション・ペーパー(20%)により評価を行います。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 特に行わない。/Will not conduct guidance 担当教員 後藤 はる美 担当教員 杉山 清彦 担当教員 島田 竜登 所属 歴史学 所属 歴史学 所属 文学部 曜限 火 2 曜限 水 5 曜限 金 2 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 総合科目B 国際・地域

元のページ  ../index.html#307

このブックを見る