時間割コード 30317 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 S 社会科学ゼミナール(社会・社会思想史) 研究入門:戦争と暴力の社会理論 広い意味での社会理論に関する文献の精読と議論を通じて、社会学の基礎概念の理解を深めるとともに、学術的なテクストの解釈に必要なスキルを向上させることがこの演習の目標である。 今学期は、Hans Joas, 2003, War and Modernity, Polity.(原著は、2000, Kriege und Werte, Velbrueck Wissenschaft)所収のいくつかの論文を読む。著者のHans Joasは、現代を代表する社会学者・社会哲学者であり、創造性に関する独自の行為理論で知られる。本書は、そうした著者の社会理論を戦争と暴力に関わる問題に応用する試みである。本書の精読を通じて、戦争を社会学の観点から論じることの意義や限界、さらには政治学や歴史学といった他のディシプリンと社会学の相違点や関係性などについて幅広く議論したい。 上記の英訳を用いるので、ドイツ語を履修している必要はない。ただし原著も随時参照する。 平常点(議論への貢献)による。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 担当教員 小山 裕 所属 社会・社会思想史 曜限 火 2 対象 2年 文科 理科 展開科目 社会科学ゼミナール
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