2024Sシラバス
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時間割コード 31501 時間割コード 30217 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 社会科学ゼミナールS (法・政治) 開講 授業科目名 社会科学ゼミナールS (経済・統計) 刑法総論の基礎 刑法とはいかなる行為が犯罪と評価されるかを定める法律です。そのうち刑法総論は因果関係の判断、故意の内容、共犯の成否、刑罰の意義など全ての犯罪に共通する問題を取り扱う分野であり、法学部講義科目の「刑法第1部」の内容に対応します。この演習では「刑法第1部」の授業の進行に対応するかたちで、刑法総論の重要論点を深掘りし、また、重要な判例の内容について検討を加えることで、刑法総論の理解を深めることを目的とします。その他、受講者の関心の高い刑事法のトピックについて、自由に議論する機会も設ける予定です。 履修者の選抜等は実施しない予定ですが、万が一、履修希望者が30名を上回った場合には、前期課程の成績等を考慮して、選抜を行う可能性があります。 平常点によって評価を行います。レポートの提出を課す可能性もあります。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance ルーマンのマスメディア論を読む(4) 教員の所属部会の関係で「経済学・統計学」になっていますが、授業の内容は社会学のマスメディア論とシステム論です。具体的には、ニクラス・ルーマンの『マスメディアのリアリティ』(林香里訳、木鐸社)を読んでいきますが、担当教員の専門と関心から、厳密なテキスト読解ではなく、経験的な社会の探究に役立つ分析用具として読んでいきます。 今年度は第6章から読んでいく予定です。第1章~第5章で何が書いてあるのかは、授業の最初に教員の方から解説しますが、授業に参加希望の人はあらかじめ読んでおいてください。佐藤俊樹『メディアと社会の連環』(東京大学出版会、2023年)序論第2節なども参考になります。 ドイツ語の予備知識は特に必要ありません。むしろルーマンの徹底的に考え抜かれた論理と文章につきあいながら、その内容を理解していくことをめざしています。ですので、実際には、一行一行解説しながらゆっくり読み進めていきます。必要な予備知識はその都度解説するので、ルーマンの他の著作を知っておく必要もありません。 そのかわり、参加者それぞれの水準でyよいので、既存の知識を習うというよりも、自分自身で考えていくことをを身につけるようにしていってください。一見全く意味不明で、「無駄に難解」ともされるルーマンの文章が、実際にはきわめて精緻で、論理的で、そして、マスメディアや現代社会に対する具体的かつ鋭い洞察に富んでいる。そういう読み方ができることを体験してもらえば、と思っています。 授業時間中の参加度と学期末に提出してもらうレポートで評価しますが、授業に参加していれば目標はほぼ達成されるので、学期末のレポートの方の課題は重いものではありません。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook ニクラス・ルーマン(林香里訳) マスメディアのリアリティ 木鐸社 4-8332-2366-X 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 担当教員 橋爪 隆 担当教員 佐藤 俊樹 所属 法学部 所属 経済・統計 曜限 水 5 曜限 月 4 対象 2年 文科 理科 対象 2年 文科 理科 展開科目 社会科学ゼミナール

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