2024Sシラバス
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時間割コード 30168 時間割コード 30169 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 S ことばと文学Ⅲ 開講 授業科目名 S ことばと文学Ⅳ 日本近代文学研究の緒 日本の近代~現代に書かれた複数の小説を取上げ、近代文学研究のための基礎的な術語や視点、概念を学びつつ、文学作品の分析や研究方法について概説する。とりわけ、前期課程の科目として、高校までの国語教育とは異なる専門的な文学研究の方法・考え方を身につけることを重視する。そのうえで、講義で解説する方法や理論等の基礎を理解し、それを手がかりにして自分で作品を学術的に論じる力を身につけてほしい。 レポート100%。ただし、講義で話した内容をまとめることは求めないし、それは成績評価の対象にならない。質問を受けることが非常に多いので、事前にシラバスに記載しておくと、レポートの課題は、講義で学んだ考えかたや方法、論じかたなどを身につけ、自分のものにして応用することにより、別に指定する短篇小説(講義終盤で告知する)を分析することである。参考文献は調べてもよいが、有用な先行研究が存在しない、場合によってはブログ等で誤読が流通しているような作品をあえて選定するので、テクストに隠された意味や力学、構造などを自力 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 貴志祐介 青の炎 角川文庫 978-4041979068 特に行わない。/Will not conduct guidance ウィリアム・ブレイク講義――文学研究とは何か/Lectures on William Blake ウィリアム・ブレイク(William Blake, 1757-1827)は英国ロマン派詩人の一人であり、画家であり、銅版画職人です。自作の詩を自作の絵と共に印刷して彩色しました。ブレイクのテクストには、アメリカ独立、フランス革命、産業革命など、時代と社会に対する応答という性質があります。この授業では、ブレイクとその周辺のテクストを読みながら、(1)テクストの精読とは何か、(2)文学研究の現場で何をしているのか、をお伝えします。各回のテーマとしてブレイク理解のための鍵言葉を設定しましたが、ブレイク以外の文学研究にも応用してください。ブレイク周辺のテクストとしては、英文学以外に千家元麿、三木露風、岸田劉生、大江健三郎などをとりあげる予定。文学研究のための方法論の修得を目指してください。 学期末試験(持ち込み可) 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 担当教員 出口 智之 担当教員 佐藤 光 所属 国文・漢文学 所属 英語 曜限 月 3 曜限 月 3 対象 1年 文科 2年 文科 対象 1年 文科 2年 文科 基礎科目 人文科学

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