2024Sシラバス
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時間割コード 30585 時間割コード 30586 時間割コード 30548 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 S ことばと文学Ⅰ 開講 授業科目名 S ことばと文学Ⅰ 開講 授業科目名 S ことばと文学Ⅱ 音の文法:言語音への言語学的アプローチ ことばによる表現を通して人間の真理を探究するのが文学だとするなら、ことばそのものの体系を通して人間の真理を探究するのが言語学である。つまり、ことばによる表現を可能にするこころ(脳内)のシステム=文法の探究である。その意味で、文学の根底にあるのが言語学である。そして、そのシステムは意味の文法と音の文法から成り、「雨」と「飴」、「日本・文学協会」と「日本文学・協会」の違いのように、然るべき意味は然るべき音により保証される。声に出さなくとも黙読でもこの区別がなされることから、音の文法はあくまで脳内システムであって、声に出してなんぼの発音学(音声学)とは異なる。 この授業では、こうした「音の文法」--- 言語音の分布や変化の法則性やシステムを扱う分野(音韻論)の接近法を学ぶことを通して、現代言語学の目標や発想などを理解することを主眼とする。題材は日本語に観察される身近な音声現象であり、方法論も特定の理論に左右されない一般的なものを用いるので,前提知識は不要である。 評価は,出席や発言など授業参加の積極性30%,小テスト20%,期末試験50%の配分にて決める予定。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 窪薗晴夫 『日本語の音声』 岩波書店 978-4000066921 特に行わない。/Will not conduct guidance 計量言語学・計算言語学入門 この授業の目標は,統計的手法や計算機を用いた言語の分析方法について理解を深めることです。 小課題と期末試験 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 中国古代の歌謡と物語 紀元前中国の歌謡と物語について講述する。 作品を紹介したり鑑賞したりするのはもちろんだが、文科のみの選択必修科目として、古代文学を研究するとはどういうことかという問題についても考える。授業の中では、文学というものに普遍的な問題、古代という時代に関わる問題、中国固有の問題、それらが時に絡み合いながら出てくることになる。 作品を読んで味わっているうちは楽しいが、いろいろな問題に突き当たると悩むこともあるだろう。古代は資料も少なく、スカッと結論が出ないことも多い。そのせいか大学院生には人気がない。でも、問題が多いことは、やりがいが大きいことでもある。頭の柔らかい前期課程のうちに、たくさん読み、たくさん考え、たくさん話し合ってみよう。 文学が好きな人、古代文明に関心のある人、中国に興味を持つ人、いずれも歓迎する。授業内容を理解するのは目標の半分であって、そこに現れるさまざまな問題をふまえ、自らの関心に沿って問題意識をを持てるようになることが最終的な目標である。 学期末のレポートを主とする。学期中の小レポートや感想の提出状況、授業時や授業後の質問や意見交換の状況などを、適宜勘案する。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 担当教員 田中 伸一 担当教員 川崎 義史 担当教員 谷口 洋 所属 英語 所属 スペイン語 所属 国文・漢文学 曜限 水 1 曜限 水 1 曜限 火 5 対象 1年 文科 2年 文科 対象 1年 文科 2年 文科 対象 1年 文科 2年 文科 基礎科目 人文科学

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