授業の目標・概要 海洋生物の飼育実験を体験する。研究の意義について考える。 グループワークを楽しむ、プレゼンテーションのスキルを身に着ける 調べものと議論、飼育実験、発表へのグループへの貢献の積極性 成績評価方法 授業のキーワード サンゴ礁生態系、気候変動、飼育実験 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 生体内で起こるほとんどすべての生命現象はタンパク質を必要としています。タンパク質はアミノ酸が連結した高分子ですが、その配列によって機能が異なります。例えば、代謝(化学反応)にかかわるタンパク質(酵素)、物質輸送にかかわるタンパク質、貯蔵にかかわるタンパク質、運動に必要なタンパク質、生体構造を維持するタンパク質、情報を伝えるタンパク質など多様なものが存在します。我々は、これらのタンパク質を取り出し、食べることによって栄養素として、あるいはいろいろな産業応用をして、実生活に役立てています。そこで本講義では、私たちの身近にある事柄から興味深いタンパク質を選び、その性質を調べて利用法などを考えると同時に、その重要性を理解してもらいます。この経験をもとに、他の人たちに、そのタンパク質の重要性を納得してもらえるようなツールを作ることを目標とします。 本年度この講義を担当する田口恵子先生と村田幸久は農学部にてアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの研究を行っています。高分子であるタンパク質が体に異物として捉えられることで起こるこれらの疾患の発症機構に関する最新情報や診断、治療方法の開発などについても紹介します。 ★また講義の2~3回分を農学部の研究室での実験体験に充てる予定です。5月25日土曜日の午後(13時から16時半)に弥生キャンパスで行いますので受講者は日程の確保をお願いします★ 【授業の目標】 ・グループワークを通じて、集団での問題設定、情報共有、討論、役割分担などコミニュケーションスキルを身につけます。 ・自分たちの知りたい科学情報を検索する手法を習得します。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 (この講義での個別評価基準) 自分で考え、自分で課題を見つけ出す 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、生物・タンパク質・アレルギー、グループワーク、ツール作成 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31577 金 4 私たちの身近にあるワンパクなタンパク質を31578 金 4 気候変動に脆弱なサンゴを飼育する 科学する 安田 仁奈 村田 幸久、小林 幸司、永田 奈々恵 農学部 農学部 初年次ゼミナール理科
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