2024Sシラバス
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教養学部(物理部会) 理学部 工学部 授業の目標・概要 (授業の目標) ・サイエンスにおける問題発見と解決方法の基礎を学び、結論だけでなく科学者の思考過程そのものを理解できるようになる。 ・「科学発表の3原則」である、「正しく、分かりやすく、短く」を心がけて実践に生かせるようになる。 ・自ら問題に取り組みながら科学研究に必要な「論理的な思考力」を磨くことで、学問の進め方の基礎を身につける。 (授業の概要) 物理学の発展の歴史に相対論を位置付け、アインシュタインの仕事を通して発見の軌跡を自分たちで追体験します。また、科学研究の成果をいかに正確に、そして分かりやすく伝えるかを重視して、議論や発表の基本を学びます。小グループ分けによる協調学習を通して、論理的な思考力を深めることを目指します。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、物理学/物理一般、アインシュタイン、相対論、科学の基礎 教科書 ガイダンス 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 『高校数学でわかるアインシュタイン』 著者(訳者) 酒井邦嘉著 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 2008年のノーベル化学賞の対象となったのは下村脩博士らによる緑色蛍光蛋白質(GFP)の発見とその応用であった。緑色蛍光蛋白質は生物学や医学の研究を塗り替え、いろいろな生命現象を目の当たりに見ることができるようになった。本ゼミナールでは緑色蛍光蛋白質がどう見つかりどう使われているか、実際の観察を交えながら学習し、今後どういう可能性があるかについて各グループで調べながら考察する。さらに、生命現象を支える分子についての理解をふまえ、ゲノミクス、バイオインフォマティクス、システム生物学などそれらの全体像を捉える生物情報科学分野の近年の進展とその社会との接点(合成生物学、個人ゲノム解析、遺伝子検査など)に関して考察する。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、生物学/分子生物学、生物学/生物情報科学、生命現象のしくみ、蛍光蛋白質(GFP)、授業のキーワード3、授業のキーワード4 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構 Educational Transformation 部門・若杉桂輔・宮島 謙編 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 化学のブレークスルーに学ぶ(1)では、工学部応用化学科で現在精力的に研究が行われている無機化学・有機化学・分析化学系の世界最先端のトピックをとりあげ、その研究がもたらした各分野のブレークスルーを学びます。本講義では、無機化学・有機化学・分析化学をベースにした材料開発や分析技術について、基本原理から実際の研究の様子や舞台裏、応用展開に至るまでを論文輪読、文献調査およびそれらに携わった研究者達の話の中でより身近に感じ、学ぶことができます。主に、触媒、有機エレクトロニクス、バイオ分析などを題材にして、これらの研究がどのように生まれ、どのようなブレークスルーがあったか、また、これらの研究やその応用展開が現在どのように社会の役に立っているのかを、ゼミナール形式の授業で学習します。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、論文読解型、応用化学、触媒化学、有機化学、分析化学 教科書 ガイダンス 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構 Educational Transformation 部門・若杉桂輔・宮島 謙編 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31580 水 3 31598 水 3 授業の目標・概要 31544 金 4 相対論について考える 生命を分子・情報から読み解く 化学のブレークスルーに学ぶ(1) 東京大学出版会 科学の技法 第2版:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 科学の技法 第2版:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 酒井 邦嘉 上村 想太郎 上野 博史 初年次ゼミナール理科

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