1年 文科 理科 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 時間割コード 時間割コード 全学体験ゼミナール 60228 A2 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 60229 A2 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 イノシシソーセージ作りは考えるきっかけを与えてくれる 開講 続伊豆に学ぶ 林業体験から見え薪はただのエネルギーではない。味のあるエネルギーなのだ ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。特に2年生は本科目の成績が前期課程修了要件に含まれない見込が高いので、履修にあたっては十分に注意すること。 【注意】本ゼミは対面で実施します。リモート受講はできません。 皆さんは外を歩いている時にイノシシに出会ったことがあるでしょうか? 東京に暮らしていると野生の獣、特に大型の獣に出会う機会はほとんどないと思います。ニュースや新聞で、地方都市にクマやイノシシの出現が報じられても、どこか他人ごとになってしまいがちではないでしょうか。 地方に暮らす人にとって、獣は身近な存在であり、自分の生活を直に脅かす存在です。 一方、大都市の中心地に暮らす人は、野生の獣に接する機会はないので、恐怖を感じることもありませんし、明日収穫しようと思っていた野菜を野生獣に食べられ続けることもありません。そういう生活をしていれば、野生獣に苦しめられている人の気持ちを理解しにくいかも知れません。殺処分と聞けば、嫌悪感をいだくかも知れません。 私たち現代人はとても複雑な仕組みの中で暮らしています。複雑であることから、多くのことに自分の目を向けることを諦めてしまいがちです。なぜならば、逐一のことに拘泥する「暇」がないからです。 自分の常識が通用しない世界があること、そんなことは当たり前でしょうと言うかもしれませんが、知らず知らずの内に、常識に似ているかも知れないステレオタイプによって雁字搦めになってはいないでしょうか。 この講義は南伊豆でイノシシソーセージ作りを教えてもらったり、くくり罠作りを教えてもらったりしながら、南伊豆の人が吸う同じ空気を吸うことから始めて徐々にその土地への理解を深めていただきたい。 イノシシソーセージが語り掛けて来るまで、かすかな声を聴き分けられるまで、ゆっくりとじっくりと時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。 積極的に活動に取組む姿勢を最重視する。 加えて事後レポートの内容で評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特定日に行う。/Will conduct guidance at another time ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。特に2年生は本科目の成績が前期課程修了要件に含まれない見込が高いので、履修にあたっては十分に注意すること。 【注意】本ゼミは対面で実施します。リモート受講はできません。 私たち現代人はとても複雑な仕組みの中で暮らしています。複雑であることから、多くのことに自分の目を向けることを諦めてしまいがちです。なぜならば、逐一のことに拘泥する「暇」がないからです。(ただし、本当にそういう暇がないのかと言えば、かなり疑わしいところではあります。) そして、あふれる情報。情報が多いと一つ一つ吟味していては、情報処理が間に合いません。そこで、ステレオタイプが幅を利かせることになります。符号化するステレオタイプは便利です。もともとは考える時間の節約だったのでしょうが、度を過ごして、節約どころか、「根本原理」的なものになっていないでしょうか。 本ゼミの主宰は今年伊豆を離れ、秩父に異動しました。本ゼミは、南伊豆町の林業会社の方々に支えられて成り立つプログラムですので、旧態を踏襲して続けます。 このAセメスタから新体制の「伊豆に学ぶ」が始まります。 それと区別できるように本ゼミは「続」を冠して「続伊豆に学ぶ」というタイトルにしました。 なぜ、林業を考えてもらいたいか。 日本の国土の2/3は森林で覆われている。その森林面積のおよそ40%が人工林です。 人工林は管理を続けることを前提としたデザインで植えられているため、放置すると荒れ放題となってしまいやすい。 国土面積の4分の1ほどの人工林の管理をどうすることができるのか? このような話の流れの中で、日本社会は林業を手放してよいのだろうか? 君たちが自分から「日本林業をどうすればよいか?」などと考える機会はない(・なかった)と思う。この授業の目標は、受講生に「日本林業のこと・日本林業再生のことを考えないでは済まないのだ」という理解・合意に達してもらうこと。 それを押し付けるものではないけれど、「考えないで済む」ことを合理的に説明ができるのであれば、是非伺わせてもらいたい。 合理的に説明できないのであれば、是非日本林業の今後のことを考えてみて欲しい。 積極的に活動に取組む姿勢を最重視する。 加えて事後レポートの内容で評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 講義題目 続伊豆に学ぶ 講義題目 るコト 担当教員 鴨田 重裕 担当教員 鴨田 重裕 所属 曜限 単位 農学部 集中 所属 曜限 単位 農学部 集中 2 2 対象 対象
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