2024Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 皆さんは、教える側に立ったことがあるでしょうか?友達に授業でわからないところを教えた、弟や妹の勉強を見てあげた、あるいは親にパソコンの使い方を教えてあげた、など色々あると思います。これらは知識や技術をピンポイントに効率よく伝えられますね。家庭教師や塾講師で授業した場合は?じっくり時間をかけて問題の解き方や考え方を教えられますね。ではさらに、最近増えてきた「実験教室」では、何を教えられる(伝えられる)でしょうか?「実験教室」ならではの、伝える内容・深さ・効率(効果)があります。それを議論し、目的を達成できそうな教材開発・授業計画を行い、実践し、検証するのがこの授業の目標です。 「実験教室」の内容は、基本的に物理系です。実践の場は、埼玉県のとある地域の一般市民向け実験教室で、対象は小学生、日時は10月、12月、1月の日曜です。必須ではありませんが、極力1回は参加するようにしてください。詳細は授業でお話します。 サークルでも「実験教室」活動を精力的に行っているところもあり、実験教室で教える側に立った方もいるかと思います。それぞれの活動場所で、それぞれの目的があると思いますが、皆さんの知見を合わせ、さまざまな視点から実験教室を組み立てていきたいと思います。 出席点を基本とします。その上に、題材への取組姿勢や、グループワークへの積極性、プレゼンテーションおよびレポートの内容を評価に加えます。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。特に2年生は本科目の成績が進学選択が可能となる条件に含まれない見込が高いので、履修にあたっては十分に注意すること。 本ゼミでは9月に開催が予定されている自動車技術会主催の「学生フォーミュラ日本大会」に出場する電気駆動フォーミュラレーシングカーの企画、設計、製作、試験、改良の一連のプロジェクトを体験する。これにより、「ものづくり」の楽しさ、面白さ、難しさを感じ取ると共に、工学の基礎を身に付け、更には自分の進むべき道を見つけることを目標とする。 自動車産業が総合産業であるのと同じく、本プロジェクトに要求される内容も単に工学的知識だけでなく、企業との交渉、広報活動、ドライビングなど多岐にわたる。ゼミ参加メンバー各自がそれぞれに自分の得意とするあるいは興味の有る分野の仕事を見つけ、進める。このため本ゼミでは工学部進学希望者に限らず、文科系、理科系全ての学生を対象とする。水曜日の5・6限に駒場で、あるいは土・日等の休日に本郷で行う集中講義形式とする。(詳細日程はゼミ参加者で相談して決める) 授業では電気自動車の基礎、ものづくりの基礎を講義・演習(この部分を必修とする)を通して教える。それらの基礎の上に、希望者に関しては「東京大学フォーミュラファクトリー」の活動に参加してもらい、フォーミュラレーシングカーの企画から設計、製作、試験、改良などの一連の作業に取り組み、仮想的企業活動を体験する。 本ゼミは1学年Sセメスターの「フォーミュラレーシングカーを作るA」に始まり、Aセメスターの「同B」・・・と各セメスターに開講するが、Sセメスター開講のA及びAセメスター開講のB(Aを履修しなかった学生向け)で基礎を教える。2年次以降の学生でも一連のゼミを受講する場合は最初に「フォーミュラレーシングカーを作るA」または「同B」を受講すること。「フォーミュラレーシングカーを作るA」を受講した学生は「同B」以後の受講を可能とする。初めて「フォーミュラレーシングカーを作るB」を受講した学生は「同C」以後の受講を可能とする。「同B」以後のゼミは、主に輪講形式で実施する。更に専門課程進学後の3年から4年夏に掛けては工学部共通科目「創造的ものづくりプロジェクト」の1テーマとして、修士1年に対しては工学系研究科共通科目「創造性工学プロジェクト」の1テーマとして設定されており、文科系であっても他学部聴講あるいは他研究科聴講の形で受講できる。 具体的製作活動は「学生フォーミュラ日本大会」出場チームである「東京大学フォーミュラファクトリー」の活動として行う。製作活動は本郷キャンパス工学部8号館地下2階0069号室「メカノデザイン工房」及び「工学部ものづくり実験工房」で行う。 ※安全教育を実施します(対面で実施予定)。これは実習受講のために必須なので、受講希望者は必ず出席すること。出席できない場合は、事前に草加まで連絡すること。 ※開講場所;講義;駒場、実習;本郷キャンパス工学部8号館地下2階0069号室「メカノデザイン工房」他 ------------------------------------------------------------ ※このゼミは10月2日(水)6限(18:45~)にZoomで行われる工学部合同説明会への参加を予定しています。 ZoomのURLは後日UTAS掲示板のお知らせにて周知いたします。 ------------------------------------------------------------ 必修項目への出席およびプロジェクトへの参加度合いにより、合格・不合格を判定する。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time A 時間割コード 時間割コード 全学体験ゼミナール 51434 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 51360 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 科学教育の実践 ~物理の実験教室~ 開講 フォーミュラレーシングカーを講義題目 講義題目 作るB 担当教員 松本 悠 教養教育高度化機構 金 5 担当教員 山崎 由大、 草加 浩平 所属 曜限 単位 所属 曜限 単位 工学部 集中 2 2 対象 対象

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