1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 冷戦の終焉から30年経過した今、世界は再び核の脅威にさらされている。また、エネルギーや食料の価格高騰をはじめ、遠い国での戦争が我々の生活に大きく影響することを学生のみなさんも実感していることであろう。このゼミでは軍縮と平和について、感情論に陥らず、イデオロギー色をできるだけ排して、学び合い、語り合うことを目的とする。 今学期はSDGs(持続可能な開発目標)のGoal16「平和と公正をすべての人に」を主なテーマにかかげ、中央アジア諸国を事例として、ソ連からの政治・経済・社会の移行期に生じた(あるいは生じている)さまざまな問題に加え、ウクライナ戦争の影響等の現在進行中の問題についても探求する。関連する文献を多数読むほか、映像資料なども利用する。 なお、本授業はA2ターム(集中)に実施予定の国際研修「平和のために東大生ができること:中央アジア研修」(渡航先はカザフスタンを予定)の準備授業を兼ねる。国際研修の履修希望者が定員を上回る場合はこの全学ゼミの平常点とレポートによってセレクションを行う。同国際研修を履修希望の学生はこの全学ゼミを必ず履修すること。国際研修に参加しない学生の全学ゼミ参加ももちろん歓迎する。 授業へのコミットメント(60%)とレポート(40%)によって評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 1年 文科 理科 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 この夏開催されるパリ2024パラリンピックでは様々な障がいのある選手たちが人間の持つ大きな可能性を魅せてくれます。パラスポーツ(障がい者のスポーツ)は、誰もが個性や能力を発揮し活躍できる公正な機会が与えられている場といえます。一方、パラスポーツを様々な観点から紐解いていくと、障がいのある人々を取り巻く社会課題も見えてきます。 本ゼミは東京大学スポーツ先端科学連携研究機構(UTSSI)の参画教員並びに日本パラスポーツ協会、パラスポーツへの取り組みを行う企業、地方自治体などによる講義や情報提供、パリパラリンピックに出場したアスリートなどとのパラスポーツの体験を通して、パラスポーツや障がいについて学び、接する機会を提供します。そして共生社会実現に向けたアプローチを考える題材として、障がいのあるなしに関わらず誰もが楽しめるスポーツイベントでの企画の立案をグループワークで行います。イベントは実際に開催予定のものを対象とします。また、希望者に対してはゼミ期間中に実施されるスポーツイベントへの参加機会を提供する予定です。 これらを通して、多様性(Diversity)への理解を深め、共生社会の実現(Inclusion)に向け、我々自身も当事者であることを実感し、そして何ができるかを具体的に考えることを本ゼミの目標とします。 出席(30%)、発表会での発表(40%)、レポート(30%)により、評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 金 5 時間割コード 時間割コード 時間割コード 全学自由研究ゼミナール 51444 A1 成績評価方法 教科書 ガイダンス 51456 A1 授業の目標概要 本ゼミは現代世界を大きく左右する経済・科学・文化的事象について考え抜く思考力を鍛える機会を提供します。 成績評価方法 教科書 ガイダンス 51460 A1 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 平和のために 東大生ができること I 開講 資本主義・イノベーション・ジェンダー・メディアのフロンティア探求 開講 パラスポーツから障がいとその際キーワードとして注目するのが、「資本主義・イノベーション・ジェンダー・メディア」です。受講者の皆さんには、世界を覆い尽くした資本主義、目覚ましい速度で開発応用される科学技術イノベーション、「社会」の構成要素を根底から問い直すジェンダー・フェミニズム論、そしてそれらを総括しようとする文化批評とメディア産業について、自分なりの分析視点を見つけ、意見を練り上げてもらいます。 答えのない大きな問いに向き合うための素材・土台として使うのが、英米圏の書評記事やジャーナリズムです。特に、本ゼミでは、New York Review of BooksやNew Yorkerなど、定評の高い英文雑誌から記事を指定し、読解を行います。開講する教員は歴史的アプローチを専門とする研究者です。答えのない大きな問題に立ち向かうためのツールの一つとして、「歴史的思考」をしばしば使うことになるでしょう。 受講者には、毎週チームに分かれ、指定の記事について特定の視点から発表をしてもらう予定です。授業時間中は、受講者の発表をベースにディスカッションを行います。授業時間の最後(もしくは授業後)にA4で1枚程度のリアクションペーパーを提出してもらいます。 授業外のグループワークを前提としますので、負担は決して軽くないでしょう。しかし、文系理系の垣根を越えて最先端の英文記事と格闘しながら大きな問題に取り組む経験は、その後のキャリアや学びを考える上でも、替え難い機会となるはずです。 知的好奇心旺盛な学生の受講を歓迎します。 プレゼンテーション・ディスカッションおよびリアクション・ペーパーをもとに評価を行います。 授業中に指示をする。/Will specify at class time 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time Diversity & Inclusionを考える 講義題目 講義題目 講義題目 担当教員 岡田 晃枝 教養教育高度化機構 木 5 担当教員 山本 浩司 担当教員 平松 竜司 所属 所属 経済学部 金 4 所属 スポーツ先端科学 連携研究機構 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 1 1 1
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