2024Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 【注意】この授業は開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。特に2年生は本科目の成績が前期課程修了要件に含まれない見込が高いので、履修にあたっては十分に注意すること。 授業の概要:現在,刑務所出所者の社会復帰が大きな社会課題になっている。現在の刑務所の実情と課題を学んだうえで,特に障害を持つ出所者の実情と課題について学び,様々な立場の人とどのような社会復帰の在り方があるかを考える。受刑者における障害を有している者の割合の高さについても重要な課題の一つである。社会復帰の際,社会がどのように関わっていくかということを地域住民の視点、コミュニティにできることという観点から考え,政策立案の形のワークショップを実施する。本講義は集中講義であり,千葉県内,東京都23区外の矯正施設の見学も含めた複数日にわたる集中講義である。 授業の目的:障害を有する受刑者の社会復帰というテーマを中心にとりあげる。受刑者の一定数に障害を有する者がいるという実情について社会構造の観点からも考察し,今後の社会復帰に向けた働きかけに社会が何ができるかを考える。刑事司法制度の課題について実際に支援に携わるゲスト講師の講話や対話をもとに考える。ゲスト講師として刑事司法,司法福祉などに携わる実践家を中心に,問題を知り,考える。実際に福祉的取り組みを拡充させている府中市の府中刑務所,市原市の市原青年矯正センターについて施設参観も行う。その上で,ゲスト講師と共に政策立案ワークショップを行う。政策立案ワークショップではロジックモデルの考え方を軸として,課題を整理して,自分たちの考える解決策を立案していくことを体験する。 ・授業への出席・議論への参加 ・見学前課題 ・リアクションペーパー 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特定日に行う。/Will conduct guidance at another time A 時間割コード 全学自由研究ゼミナール 51437 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 刑務所×(架ける):障害を持つ出所者の社会復帰を考える 講義題目 担当教員 山岡 あゆち 教養教育高度化機構 集中 所属 曜限 単位 対象 2

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