2024Aシラバス
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全学自由研究ゼミナール 1年 文科 理科 2年 文科 理科 A 時間割コード 時間割コード 51429 授業の目標概要 芸術と社会をつなぐ役割を担うアートマネジメントには、多岐にわたる能力が求められます。中でも企画力は、コロナ禍を経て新たな社会的フェーズを迎えた現在、イベント実施の意義そのものをより一層明確に提示する必要がある為、今後さらに重要となっていく能力であると考えられます。 そして、企画を考えるプロセスとは、社会と芸術との関係のみならず、それらと自分自身との繋がりをも俯瞰しつつ、興味と関心を掘り下げていく必要のある、まさに「教養」の問われる知的営為とも言えるでしょう。 本授業は、社会の一線で企画づくりに携わって来たプロフェッショナルを講師に迎え、実体験に基づくレクチャーの他、グループワークを通じて企画立案に必要な資質、構成力、発信力を学びます。最終成果発表では、グループ毎に企画を立案し、企画書の作成・ブラッシュアップからプレゼンテーションまでを行います。以上の様な実践を通して「企画を創る」ことを共に考え学び、これからの時代の「教養」としての企画力を身に付けることが、本授業の目標となります。 ●ゲスト講師紹介 鐘ケ江織代 (アートマネジャー、コーディネーター、リサーチャー) 株式会社しろばら百藝社代表取締役。パレイドリアン代表。滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、京都コンサートホールの各事業課を経て、トーキョーワンダーサイト(現トーキョーアーツアンドスペース)では「若手のための現代音楽企画ゼミ」を企画するなど、コンサートやワークショップの企画・制作、若手クリエーターの育成・支援事業等に携わる。 山本和智(作曲家・プロデューサー) 独学で作曲を学ぶ。オーケストラ、室内楽、アンサンブル、合唱、独奏曲、映画音楽など作曲活動は広範にわたり、2006年モリナーリ国際作曲賞第1位(カナダ)、2007年AIC / Mostly Modern 国際作曲コンクール第1位(アイルランド)、2009年度武満徹作曲賞第2位、2010年第5回JFC作曲賞、2011年TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL- SOUND, ART & PERFORMANCE vol.7奨励賞受賞など。2020年にはサントリーサマーフェスティバルにてオーケストラ作品の新作を初演。2009年より『特殊音樂祭』をプロデュースする。 和光大学表現学部総合文化学科非常勤講師、音楽実験ユニット「パレイドリアン」メンバー。 眞崎光司(学習環境デザイン研究家) 青山学院大学大学院社会情報学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。大学卒業後、大学図書館に勤務し、大学生がワークショップや展示の形で自らの学習機会を創出することができる空間(ラーニング・コモンズ)のデザインと運営を担当。現在は音楽実験ユニット「パレイドリアン」メンバーとして現代音楽の普及活動や作曲家の創造性に関する研究を行う。 出席状況、授業への貢献度、最終プレゼンテーションによって合否判定をおこなう。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 成績評価方法 教科書 ガイダンス 51435 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 企画を創る~ 実践から学ぶ教養としての アートマネジメント 開講 実験で学ぶ物理科学 A 講義題目 講義題目 担当教員 山上 揚平 教養教育高度化機構 金 2 担当教員 松本 悠 教養教育高度化機構 金 2 所属 所属 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 物理学とは、実験結果から導出された一般法則や概念からなる、統一的な知識体系です。しかしながら文理問わず多くの人は、物理学の法則や概念は、それぞれの繋がりが見えず、入試問題のように理想化された状況設定において適用され解くことができても、現実の世界に適用することは難しい、と考えていると思います。このような誤解を解消するのが、この授業の目標です。 理系の学生はAセメスターから基礎実験が始まります。とても重要な授業ですが、現段階ではとにかく指定された実験をこなすだけで精一杯なのではないでしょうか?この授業では、実験というものはどのような観点で進めていくべきであるのか、科学的思考を鍛えるという本質と照らし合わせて学びます。そして、実験がどのように研究に活用されていくのかを、ほんの触りを体験してもらいたいと思っています。 授業形態は、現代物理学の体系を俯瞰的に紹介・解説していくような一方通行の講義ではありません。その代わりに、物理学上の特に基本的な概念、法則、および手法を、マイコン等の実験装置を用いて実際にデータを取得し、体験することによって学んでいくスタイルです。物理は苦手と思っている学生でも参加をお待ちしています。 出席点を基本とします。その上に、題材への取組姿勢や、グループワークへの積極性、プレゼンテーションおよびレポートの内容を評価に加えます。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 2 2

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