1年 文科 理科 2年 文科 理科 水 5 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 「装う」ということは、いつも何らかの仕方で他者を前提にしている。見られたい誰かを抜きにしてファッションは考えられないし、制服は他者たちのあいだでその共同体への帰属とそこでの地位を明確にするためのものだ。また昆虫の擬態や、所謂「仮装としての女性性」をめぐる議論を想起するなら、「装う」ことは他者の脅威から身を守ることをもまた可能にする。それはよそよそしい、さらには敵対的な環境に入り込み、生き延びる手段を与えてくれるものでもあるのだ。 さらに「装う」ということは、われわれに虚実をめぐる問いを突き付けるものでもある。たとえば誰かが「平静を装う」と言う時、そこにはその人が本当は平静でないということが暗に述べられている。ただここで前提されている本当の姿と仮の姿の区別は、見かけほど自明なものではない。これはそうした区別が外側からは分かり難いという以上に「装い」の本質に関わる。たとえば私が自分のなりたい姿を「装う」とき、それは虚実のいずれに属するのだろうか。そもそも私が他者とは無関係にはあり得ないとすれば、われわれが「私」と呼んでいるものはむしろ、われわれが他者を前にして取るさまざまな姿の集積であり、つまりは「装う」ことそのものであると言えはしないか。 本講義では文理双方の教員が、こうした「装う」ことをめぐる問題が明らかになるさまざまな場面をとりあげ自らの専門分野から照明をあてることで、受講者がそれらを手掛かりに、この主題について独自の見方を培うことを目指す。 講師と講義内容は下記のURLに9月初頭に掲載する予定 http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/theme_lectures/ 出席、毎回の講義内容に対するコメントの提出等の平常点と期末の小論文とで総合的に評価するが、 期末の小論文を締切までに提出することは、単位取得のための必須の条件となる。 その他の評価基準はガイダンス時に説明する。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 近年、価値観の多様化やVUCAへの適応が進む中で、社会的により多くの人により多様な人生の選択肢が提供されるようになってきました。その一方で、自分はどのような選択をするべきなのか、またはしたいと思っているのか、一人一人が自分なりの判断軸を持つ必要性も高まっています。 本講義では、その判断軸を構成する主要な要素の一つである「目的意識」にフォーカスします。受講生の皆さんには、毎回登壇する多様なフィールドで活躍するゲストスピーカーのストーリーから、目的意識について多角的に理解していただき、自分なりの「目的意識学」を深めていただきます。 その上で、皆さん自身のこれからの学生生活や人生を豊かにするための「自分らしい軸」についての自己認知を深めることを講義の目標とします。 各回の講演のまとめやワークショップのレポート提出により評価を行う 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 木 5 A 時間割コード 時間割コード 時間割コード 学術フロンティア講義 50703 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 51443 成績評価方法 教科書 ガイダンス 51377 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 開講 講義題目 開講 目的意識学 ~自分らしい”未来”This course is a lecture series offered by faculty members of the University, and designed to showcase the wide range of research in Japan and/or East Asia. The purpose is to illustrate how fundamental concepts as well as knowledge learned in the junior division can lead to interesting intellectual explorations in the senior division of the PEAK Japan in East Asia Program. The scheduled twelve lectures are on cultures, societies and histories of Japan and/or East Asia. The lecturers of these classes are involved in three disciplines in the College of Arts and Sciences: Interdisciplinary Cultural Studies, Area Studies, and Interdisciplinary Social Sciences. The first class includes some guidance with a short lecture. 教養学部教養学科の三分科(超域文化科学分科、地域文化研究分科、総合社会科学分科)の教員が交代で英語による講義を行うレクチャー・シリーズです。教養学部英語コース(Programs in English at Komaba/PEAK)の文系後期課程コースである国際日本研究コース(International Program on Japan in East Asia)の紹介も兼ねた授業ですが、PEAK前期課程以外の学生も受講可能です。初回授業にガイダンスと詳細なスケジュールの説明を行います。 50 % Class participation (reaction papers) 50% Final paper 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time Introduction to Japan in East 講義題目 装う 伊藤 徳也、白 佐立 教養教育高度化機構 水 5 講義題目 の見つけ方~ Asia KUHN Felix 担当教員 前島 志保、担当教員 担当教員 脇原 徹 PEAK前期 所属 所属 所属 工学部 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 曜限 単位 対象 2 2 2
元のページ ../index.html#255