1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 2 A 1年 文科 理科 木 1 A 2年 文科 理科 時間割コード 時間割コード 時間割コード 総合科目 B(国際・地域) 50290 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 50979 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 50720 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 比較地域史 開講 授業科目名 比較地域史 開講 授業科目名 日本文化論Ⅰ 繊維からみる、地域のつながりの歴史:古代から現代まで この授業では、糸・布・衣という、わたしたちにとって身近でありつつも、長い歴史を紡いできた繊維製品の歴史を振り返ります。繊維品がつくられることによって、地域上、どのようなまとまりやつながりや対立が生みだされていったのかを、見ていきます。全体としては、経済史の手法を通して、産業や交易や流通の基礎的な枠組みを学ぶことを目的にします。グローバル・ヒストリーの視点にたち、三大陸にわたって、広い地域の、古代から現代までの長期的な展開を扱います。あわせて、長い歴史の中で、人類が、繊維に対して、どのような属性をのぞみ、糸や布や衣服を開発していったのか、物質性(マテリアリティ)にせまって、考えていきます。 レポートを課します。対象地域と時期を絞って、特定の繊維品・繊維業の展開について、問題設定を行い、歴史分析をするものです。形式については授業内に説明します。 その他に授業後にグーグルフォームで理解度を確認するテストを行います。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 特に行わない。/Will not conduct guidance 日本帝国支配下の台湾と朝鮮 台湾と朝鮮はそれぞれ、1895年~1945年、1910~1945年において日本帝国の植民地支配を受けた。したがって、法制度その他において共通した面もあり、日本帝国の政策のもとで、社会変容を迫られ、似たような歴史経験をしている。 しかし、そこにはかなりの差異も見られる。これは、自然環境やそれ以前の歴史そのもとではぐくまれた文化、民族構成、言語使用の状況などが関係している。そのことは両地域の比較によって、よく理解できるはずである。 そうした、地域を比較しながら歴史を学ぶことで、それぞれの地域に対する理解を深めていく手法を身に着けることをこの授業の目標とする。 これとともに、授業によって、植民地支配とはどのようなものであるのか、台湾や朝鮮・韓国の人びとに今日、いかなる影響を与えているのかについても、考えていくきっかけを与え、理解を深めるようにしたい。現代日本では、中学校・高等学校の学校教育でも、植民地期の台湾や朝鮮についてあまり詳しく教えられていない。そのようななかで、いい加減な情報が伝えられ、何が歴史研究の定説になっているのかがわからない人びとも増えている。そうした現実を踏まえて、この授業では、歴史学界の研究成果を踏まえ、史料に基づいた、台湾史像、朝鮮史像を提示していく。 授業への参加と、開講中に教員が伝えた課題への対応、および学期末に提出してもらうレポートに基づいて評価する。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 特に行わない。/Will not conduct guidance 盆踊りの精神史 今、盆踊りブームと言われる。各地の盆踊りを踊り歩く「盆オドラー」たちが出現し、新たな盆踊りが創作され続けている。北海道から沖縄、移民の地であるハワイやアメリカ西海岸、中南米などでも踊られる、最も広範に踊られている日本芸能でもある。一方、その歴史をたどれば、中世の風流踊や念仏踊に起源を持つ「盆」(祖先供養)の芸能であり、折々の流行歌を取り込み、戦前までは「仮装」がデフォルト、人々の大きな娯楽であり続けてきた。そしてまた、昭和の「東京音頭」ブームは、レコードというメディアによる全国化とともに、民俗芸能の商業化のいちはやい事例としても捉えることができる。 本講義では、500年もの間、形を変えながら踊られ続けてきた盆踊りの歴史と諸相(各地の個性的な盆通りを見ていく)をたどりながら、盆踊りの精神史、そして、なぜ今盆踊りブームなのかを考えていく。それは、日本文化を考える一つの視点を与えてくれるだろう。 平常点(小レポート)及び最終テストの予定。 受講人数によっては評価方法を変える可能性がある。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 担当教員 杉浦 未樹 担当教員 外村 大 担当教員 沖本 幸子 所属 歴史学 所属 歴史学 所属 国文・漢文学 曜限 曜限 曜限 対象 対象 対象
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