2024Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 2 A 1年 文科 理科 金 5 A 2年 文科 理科 時間割コード 時間割コード 総合科目 B(国際・地域) 50978 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 51099 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 現代国際社会論 開講 授業科目名 平和構築論 現代アフリカの政治と国際関係 【概要】 現代のサハラ以南アフリカの政治や国際関係について多角的に学ぶ概説的授業である。アフリカの歴史や風土に関する導入ののち、各回の講義で、国家、紛争、開発、民主主義、グローバル化、人間の安全保障といった政治学や国際関係論の基本的な概念やテーマを取り上げ、これらを軸に、独立から今日に至るアフリカの国家と国際関係の特徴や変容を、アフリカ内の多様性にも留意しながら、コンパクトに解説していく。 【目標】 アフリカは、近年世界の中で急速に重要性を増す地域のひとつである。この講義では、アフリカが直面してきた多様な課題や問題を取り上げることで、学生がこの地域を多角的に理解するための見取り図を構築していくきっかけを提供したい。また、国家や民主主義、グロー バル化といった政治学や国際関係論の基礎的な概念をアフリカの文脈において具体化・操作化することで、アフリカのみならず、政治や国際関係全般に対する見方も豊かにしてもらいたい。 主に期末試験の成績に基づき評価する。映画等視聴の際に提出する小レポートも考慮する。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 遠藤貢・阪本拓人編 ようこそアフリカ世界へ(シリーズ地域研究のすすめ2) 昭和堂 978-4812221280 特に行わない。/Will not conduct guidance 平和構築の実践 ASEAN域内で、インドネシアは2億6000万人の人口を抱え、資源大国である。インドネシアの国内の治安維持において、分離運動、共産党、テロ活動の抑止は大きな比重が置かれていた。本授業では分離運動のひとつである東ティモールをとりあげて、受講者に論文を分担報告してもらい、東ティモールにおける平和構築活動について理解を深めてもらう。そのうえで、東ティモール国家警察に市民警察について第三国研修をした、インドネシア国家警察のことをとりあげる。日本警察はインドネシア国家警察改革の「お手伝い」を20年以上にわたって実施してきた。国軍から「独立」したインドネシア国家警察がどのように変化したのか/変化しなかったのかを、長期にわたって現地に赴いた専門家やプログラムマネージャー、さらにはインドネシア国家警察関係者の話を聞いてみる。クリスマス前には期末レポートの中間報告も行ってもらう。最後に和解の試みについて講話を聞く。講師の手配状況によっては、歴史認識を含む日本の事例をとりあげるかもしれない。 参加者人数によって調整はあるが、コメントペーパーと報告(20~30%)、期末レポート(50~60%)、出席(20%)による総合評価。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 担当教員 阪本 拓人 担当教員 谷垣 真理子 地域文化研究専攻 所属 国際関係 所属 曜限 曜限 対象 対象

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