2024Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 木 5 A 時間割コード 時間割コード 総合科目 B(国際・地域) 50289 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 50902 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 授業科目名 現代国際社会論 開講 授業科目名 現代国際社会論 現代の中東政治を国際政治の枠組みで概説する。特に米国を中心としたグローバルパワーとの関係、域内のトランスナショナルなネットワークのありように着目し、国家主体のみならず非国家主体が紡ぐ政治のダイナミズムを読み解く。 複雑に見える中東地域における政治実態を、グローバルパワーとの関係、域内における覇権抗争の枠組み、トランスナショナルな政治思想運動の展開に着目して、解明する。中東地域の政治を国際政治、比較政治の一般論からの逸脱事例とみるのではなく、中東政治のさまざまな特徴をむしろ国際政治の矛盾を表象する事象として捉え、中東から「世界」を読み解く視座を獲得する。加えて、中東政治の土台にある近現代史に対する理解を「オリエンタリズム」批判を踏まえて、再考する。 試験と、映画などの感想文の提出による。出席は問わない。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 酒井啓子 9.11後の現代史 講談社新書 特に行わない。/Will not conduct guidance 開発協力のジレンマ 「SDGsの問題点は何か」。この授業が終わったら、この問いに答えられるようになっていてほしいと思います。国際開発、国際協力は、その響きの美しさとは裏腹に、それが見えにくくする側面があります。この授業では、知らず知らず見えにくくなっている側面を取り上げ、それを自分なりに考えるために、いくつかの「ジレンマ」を取り上げていきます。 国際開発に関する授業は、通常は、貧困や気候変動といった課題を解説し、それに対する援助などの取り組みの制度や効果を論じるものが多いと思います。この授業では、一つのセクター、一つの専門的視点にこだわらず、国際開発協力から、「あちらが立てば、こちらが立たず」という悩ましい現象を取り上げて、自分で答えを探す訓練をします。またこの授業では、現在の途上国の事例だけでなく、かつて途上国であった日本の被援助経験、開発経験に伴うジレンマについても扱います。 講義と参考文献に基づく試験を成績全体の8割、出席とコメントシート、質問などによる議論喚起を合わせて2割の比重で成績評価を行う。 成績は8割を最終試験でつけ、残りの2割を出席と授業中の参加点として加算します。授業中の参加は、教室での質問やコメント(オンライン含む)、毎授業ごとに任意で提出を求めるリフレクションペーパーの質と量で評価します。また出席(成績の5%)は、UTOLの出席管理機能を使うこととし、3回以上欠席した人に「優」はつきません。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 佐藤仁 争わない社会ー「開かれた依存関係」をつくる NHKブックス 特に行わない。/Will not conduct guidance 担当教員 酒井 啓子 担当教員 佐藤 仁 所属 国際関係 所属 国際関係 曜限 曜限 対象 対象

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