1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 2 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 5 A 時間割コード 時間割コード 総合科目 A (思想・芸術) 50976 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 50464 講義題目 授業の目標概要 成績評価方法 教科書 ガイダンス 開講 開講 テクスト文化論 アーサー王物語の諸相--その翻訳と翻案の歴史 時代を超え、国境を越えて語り継がれ、書き継がれてきたアーサー王伝説。人々はこの物語に何を託し、この物語を通じて何を訴えようとしてきたのでしょうか。そして現代の私たちは、長い伝統を持つこの物語の中にどのような意味を見出すことができるのでしょうか。本授業では、12世紀以降の8世紀間にイギリス、フランス、アメリカ、日本で書かれた様々なジャンルの作品を読解しながら、アーサー王の物語が翻訳や翻案を通じて新たな意味を獲得し、各々の時代や文化の中で多様な変貌を遂げていった様を詳細に観察し、分析します。 グループ発表への取り組みと授業への参加の度合い、学期末試験の成績を評価対象とし、それらを総合的に評価します。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook カズオ ・イシグロ(土屋政雄 ) 忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫) 早川書房 978-4151200915 特に行わない。/Will not conduct guidance 文学入門:本屋さんで売っている文庫本で古今東西の文学を実際に読んでみる そろそろ大学の授業にも慣れてきた(=こんな程度かと失望したり、飽きてきたりしきた)人々に、オースティン、バルザック、フロベール、ドストエフスキーなど(それなりに有名な)文学作品を実際に読む機会を提供することがこの授業を開講する目的です。様々な言語で書かれた様々な作品を日本語訳でできるだけ多く読みます。古今東西これまでの人類の歴史の中で世界中のさまざまな場所で書かれたとても有名な文学作品をできるだけたくさん読むことによって世界標準の教養を身につける・・・ということを最終的な目標として掲げはするがそれは大変すぎるのでとりあえず入手しやすい文庫本でお手軽に読むことでまずは受験勉強で破壊された脳細胞のリハビリを行いつつ「文学」なるものにちょっとだけ入門してみるような授業です。 授業で扱う予定の長編小説は以下の通りです。 オースティン『高慢と偏見』 フローベール『ボヴァリー夫人』 バルザック『ゴリオ爺さん』 ドストエフスキー『白痴』 以上四編の小説をおおむね一ヶ月に一作品のペースで読みます。それに加えて、ソフォクレス、ゲーテ、シェークスピアによる戯曲、メルヴィル、ジェームズ、漱石、魯迅、カフカによる中短篇も読む予定です。 授業の形式は、教員が詳細な作品解説をするような講義ではなく(最低限の情報提供は行いますが)、学生による発表とディスカッションを中心とします。そのことによって、ただひたすらに本を読むことに加えて、文学作品について自分の言葉で語る(そして書く)方法も学びます。 何はともあれ、これらの「有名な」作品は、普通の意味で面白いです(だから今まで読み継がれてきました)。古い作品なので敬遠されがちですが、だまされたと思って読んでみてください。映画、ドラマ、マンガ、ゲームよりもさらに一歩、人間と人間社会の暗部(=リアル)に踏み込んだ物語を読んでみたいと思う人にはお勧めです。 文学「入門」の授業ではありますが、人文学の学問を専門とする大学院進学を考えている学生の履修も歓迎します。というよりも、高校までの日本の学校では人文学の教育はあまり行われていないので、今から入門しても人文学のエキスパートとなることは日本では十分に可能です。人文学に関しては、入門は同時に専門家養成でもあります。 ※初回(10月2日 オンライン)の授業に必ず出席すること。やむをえず欠席する場合は、第2回の前に必ず担当教員にメールで連絡すること。課題があるので第2回の授業に突然来ても参加は認められない。参加型の授業なので傍観者はご勘弁。 発表、小レポート、ディスカッション、期末レポートなどを総合的に評価する。欠席4回以上で期末レポートを提出する権利を失う。発表をしないことについても同様である。 授業中に指示をする。/Will specify at class time 特に行わない。/Will not conduct guidance 授業科目名 文化横断論 授業科目名 担当教員 小林 宜子 担当教員 吉国 浩哉 所属 曜限 言語情報 科学専攻 所属 曜限 言語情報 科学専攻 対象 対象
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