2023Sシラバス
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グループ4 1年 理一(23,26,28-29,33,36-37)理二三(12,16,24) 初年次ゼミナール理科 31602 火 4 授業の目標・概要 ロボットは、人間・機械・情報を結ぶ知的なシステムです。ロボットは、コンピュータ単体とは違って、自ら移動したり、ものを動かしたりすることができます。生物の仕組み、特に脳神経系の働きは、知的なロボットを作るヒントになります。一方、人間以上の速度やパワー、インターネット上の知識の利用など、生物を超え得る潜在力を持っています。 この講義では、知能ロボットを構成する基本要素や知的な振る舞いの作り方を考え、学びます。ツールとしてロボットキットを用いますが、講義の主眼はマニュアル通りロボットを組み立てることではなく、知能ロボットの可能性について実践を通じて深く考えることです。最新のロボット研究の成果にも触れてもらい、知能とはなにか、現代社会で必要とされるロボット・システムとは何かを議論してもらいます。また、工学的な思考方法に親しみ、作ったものの狙いや価値をわかりやすく伝える技術を磨くことも期待しています。 授業の目標: ・ ロボットや知能といった未定義で学際的なことがらに対して、グループ討論や能動的な調査に基づいて客観的に論じることができるようになる ・ 工学の観点から問題を発見し、実際の製作を通じてそれを解決するプロセスを身につける ・ 自分の考えを整理し、適切に他人と分担して、複雑なシステムであっても、順序立てて簡潔に説明できる能力を身につける 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、工学/知能機械・ロボティクス、グループワーク、ものづくり、知的情報処理 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31603 火 4 授業の目標・概要 障害を持った当事者、その支援者などをお招きして、どのようなニーズがあり、どのような支援ができるかを考える、アクティブラーニングを行います。 対面,オンラインの併用です.オンライン時のzoomのアドレスはITC-LMSに記載. 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 出席とレポートなど. 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、医歯薬・理工・社会、授業のキーワード1、授業のキーワード2、授業のキーワード3、授業のキーワード4 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 教科書 ガイダンス 31604 火 4 授業の目標・概要 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行は、ここ数年の世界を一変させたが、これまでに例を見ないスピードでワクチン・治療薬の開発が進んでいる。一方、熱帯地域を中心に流行する「顧みられない熱帯病」(neglected tropical diseases: NTDs)は、高所得国を中心に問題となっているガンや生活習慣病の対策に比べ、対策が著しく遅れている。しかし、地球温暖化による気温の上昇は、NTDsの流行地域を拡大させる可能性をはらんでおり、高所得国でのNTDsの流行も懸念される。そこで、本ゼミナールでは、感染症とそれに対するヒトの応答の基礎を学んだあと、NTDsの実態を知り、その対抗策を考えていく。 出席と講義への参加程度 成績評価方法 授業のキーワード 顧みられない熱帯病、感染症、細菌、、ウイルス、寄生虫、免疫応答、ワクチン、、治療薬、感染対策 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 知能ロボット入門 リハビリテーションを考える 熱帯感染症を考える 科学の技法:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 鳴海 拓志 四津 有人 渡邊 洋一 工学部 工学部 医学部

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