2023Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 31597 木 3 Unsolved problems in Astronomy: Dark matter 授業の目標・概要 宇宙の未解決問題の1例として今年度はダークマターについて考える。これまでの研究の歴史を振り返りながら、どうしてこの概念が現代天文学で必要とされているのかを知る。ダークマターに深く関与する観測事実について理解し、現代科学においてダークマターはどのような意味を持つか、またその正体を暴くにはどうすればよいかを考察する。最終的には各自自らの未解決問題にどのように取り組むべきか解説・提案してもらう。 Reading through a historical review of dark matter, we will consider dark matter. We will learn why this concept is needed in modern astronomy. We will understand the observational facts deeply related to dark matter, and consider what dark matter means in modern science and how we can uncover its true nature. Finally, each student will be asked to explain and propose how to tackle their own unsolved problems. 出席とレポート。欠席は3回まで。欠席することがあらかじめ分かっている場合には、メールで連絡すること(メールアドレスは下記参照)。 成績評価方法 授業のキーワード ダークマター dark matter 教科書 ガイダンス 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31598 木 3 授業の目標・概要 化学は分子の科学であり、有機化学は生命の化学として発展を遂げてきました。炭素とその他の元素が様々な様式で結びついた多種多様な分子を対象として、分子の構造、振舞い、生体における役割等が明らかにされてきました。化学は、自然界に存在する有機化合物の探究にとどまらず、医薬品・新材料・新デバイス・新プロセスなどを開発し、我々の生活に変革をもたらしてきました。「想い描いた分子を自由に創り出し、原子・分子レベルで機能を自在に制御できる」のが化学の強みです。複雑で多様な分子とその集合体が織りなす機能美に魅了されながら、様々な課題の克服や社会の永続的発展に貢献できます。 本ゼミナールでは、生体機能性分子の基礎を概観し、分子の構造・設計・反応・合成・機能等について学びます。関連文献を読んでグループ討論やプレゼンテーションを実施します。後半では、本郷キャンパスの研究室見学や簡単な有機化学実験を計画しています。一連の取り組みを通じて、グループでのコミュ二ケーションから主体的に学び、チームで切磋琢磨しながら研究活動を進めていくためのスキル形成をサポートします。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 授業のタイプ:問題発見・解決型、学術分野:化学・薬学・ケミカルバイオロジ、分子の構造、分子の反応、分子の合成、分子の機能 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 教科書 ガイダンス 宇宙の未解決問題を考える。 分子を創り出す化学 The dark matter problem : A historical perspective Robert H. Sanders Cambridge University Press 9.78114e+12 教科書を購入しなくてもプリントで配布します。 柏川 伸成 大栗 博毅、谷藤 涼 理学部 理学部

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