2023Sシラバス
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佃 達哉 我々の身の回りには様々な「分子」が溢れており、様々な興味深い物性を示す。分子の集団が示す物性を決定づけているのは、分子の個性とそれらの間に働く相互作用である。分子の構造(形と電荷分布)に応じて、様々な相互作用(ファンデルワールス力、水素結合、静電相互作用など)が知られている。本ゼミでは、分子の構造とそれらの間の相互作用の関係を理解し、どのようにして物性や機能が発現するのかを学ぶ。 (本ゼミの目標) 1.分子の構造(形と電荷分布)を決定する化学結合の基礎について理解する。 2.分子間の相互作用の種類と物性・機能との関係について学ぶ。 3.プレゼンテーションの基本的なスキルを学ぶ。 4.少人数でのディスカッションに慣れる。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 初年次ゼミナール理科 31561 月 4 授業の目標・概要 (本ゼミの概要と目的) 成績評価方法 授業のキーワード 授業のタイプ(「問題発見・解決型」)、学術分野(化学/物理)、授業のキーワード1 分子構造、授業のキーワード2 分子間相互作用 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 教科書 ガイダンス 31642 月 4 授業の目標・概要 今年の講義資料および昨年までの講義の様子は以下のURLを参照 成績評価方法 授業のキーワード 演習型:プログラミング学習および自由課題、工学/電子情報、プログラミング、Python、微分方程式、シミュレーション 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 教科書 ガイダンス 31652 月 4 授業の目標・概要 病理学とは病気になった細胞・組織・臓器にどのような形態学的変化が生じるかを観察することにより、病気の原因とメカニズムを明らかにする学問であり、あらゆる医学の基礎となる。本ゼミナールではバーチャルスライド(組織プレパラートをデジタル画像として保存したもの)を用いて、病気がどのように見えるかを自分の目で見て体験し、その変化の背景にある病気のメカニズムについて、これまでわかっていること、いまだ解明されていないことを探索する。この過程を通じて、医学研究の考え方や方法論を理解することを目標とする。 出席およびゼミナールにおけるプレゼンテーション、ディスカッションへの参加を総合的に評価する。 成績評価方法 授業のキーワード 病理学、病因論、形態観察、発がん、遺伝子 教科書は使用しない。/Will not use textbook 教科書 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 ガイダンス 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 http://www.eidos.ic.i.u-tokyo.ac.jp/~tau/lecture/programming_math_physics/ コンピュータ(プログラミング)を使って,数学や物理の問題,実世界の問題を数学や物理の言葉で定式化した問題を解く方法を学びます.そうすることを通してプログラミング,数学,物理を学ぶとともに,それらの分野に対する勉強の動機・意欲が高まることを期待します. 実際の問題をいくつか,例・テンプレートとして提示し,グループに別れて解法や,問題の発展形や一般化などについて議論します.それと並行して,プログラミングの基本について,演習します.最後に,お互いが解いた問題について発表しあう,発表会を行います.途中でも,グループの間でのアイデア交換や進捗状況の共有のため,適宜ミニ発表会を行います. 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 分子間の相互作用と物性・機能 数学・物理をプログラミングで考える 病理学入門 -病気を目で見てみよう- 科学の技法:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 山崎 俊彦 牛久 綾 理学部 工学部 医学部

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