2023Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 31558 月 4 農業・水産業へのエネルギー投入の実態を知る 授業の目標・概要 人類の食料の源である農畜産業や水産業は、「自然の恵み」として見られることが多いが、実際には多くの資材や工業製品の投入に依存している。この講義では、「工業化」された現代の農業や水産業が、直接・間接的に排出する温室効果ガスを、必要なデータを自ら収集して算定することにより、産業の低炭素化という挑戦の難しさや、その実現のためのヒントを考える機会にする。 実習への参加状況と発表内容や発表要旨から総合的に評価 成績評価方法 授業のキーワード ライフサイクルアセスメント、気候変動緩和策、農業、水産業 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31559 月 4 植物研究入門 -生態系からゲノム編集まで- 授業の目標・概要 植物は二酸化炭素と水、太陽エネルギーを使って光合成を行い、人類をはじめ他の生物の生存に必要不可欠な有機物と酸素を作り出します。国際連合が定めた17の持続可能な開発目標 (SDGs:Sustainable Development Goals)のうち、特に「2. 飢餓をゼロに」「15. 陸の豊かさを守ろう」を達成するためにはより一層植物の食物、生態系を支える生産者としての役割が重要となってきます。また、私たちを取り巻くさまざまな植物=「みどり」は私たちの暮らしにゆとりやうるおいを与え、安全で快適な生活に不可欠な役割を担っていることから、「11. 住み続けられるまちづくりを」「3. すべての人に健康と福祉を」などの目標とも深く関わっています。農学や生態学の専門家が担当する本初年次ゼミでは、「作物の栽培化からゲノム編集作物誕生までの歴史」や「まちのみどりから乾燥地の緑化まで、暮らしと生存を支える植物の多様な機能」について、関連する論文に基づいてグループディスカッションやフィールド調査を行います。そして人類の生存、そして持続的な文明を築く上でどのように植物と向き合い利用していくか、その道筋を考察します。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、農学、生態学、植物、科学プレゼンテーション、ディスカッション、フィールド調査 教科書 ガイダンス 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31560 月 4 授業の目標・概要 簡単な測定や実験データ整理・解析、ものづくり等を実際に経験してもらい、試行錯誤や実験の難しさと計画性の重要性などを学んでもらいます。限られた材料・工具・時間の中で、自由な発想をもって、問題発見と解決方法・実験方法などを自分たちで考案してもらいます。小グルーブに分かれ、議論による協調学習を通して、コミュニケーション能力を伸ばしてもらいます。 ・何かを研究する時に、何が分かっていて何が分かっていないのか、何が問題でどうやったら解決できるのか、自分の頭で考えることができるようになる ・実験データの簡単な解析方法と、そこから導かれる結論を論理的かつ客観的に論じる力を身につける ・自分の考えを、分かりやすく他人に伝え、情報を共有することで新たなアイデアや知見を得るための、サイエンスコミュニケーション能力の基礎を身につける ※授業オンライン化に伴い、実験を個々人が自宅でできるよう見直し中です。 ※授業の目的や授業の大まかな流れは変えないつもりですが、具体的な作業や課題は変わると思って下さい。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 (この講義での個別の評価基準) より良いデータ取得を目指して、独自性のある、コストパフォーマンスの良い、実験機の開発・改良ができたか 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、データ解析型、物理、小実験、サイエンスコミュニケーション 教科書 ガイダンス 教科書は使用しない。/Will not use textbook 書名 著者(訳者) 出版社 ISBN その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 身近な物理でサイエンス 科学の技法:東京大学「初年次ゼミナール理科」テキスト 東京大学出版会 吉田 修一郎 大黒 俊哉 松本 悠 (EX部門) 農学部 農学部 教養学部

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